コミケ84:岡山の“バーチャル広報社員”がコミケに初参戦! 金元寿子が声を担当

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 岡山県で生活産業などを展開する両備グループは、10日から東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)84」に初出展し、同社の“バーチャル広報社員”七葉院(しちはいん)まゆせを紹介した。同キャラクターは、昨年誕生したキャラクターで、アニメ「侵略!イカ娘」のイカ娘役などで知られる岡山県出身の声優・金元寿子さんが声を担当しており、同社の担当者によると、今後はラッピングバスや観光バスのツアーコーディネーターとして使用するといい、年間5000万円から1億円の経済効果を目指しているという。

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 まゆせは、“萌えキャラ”を使った観光キャンペーン「萌えろ岡山プロジェクト」で誕生したCGキャラクターで、ツアーコーディネーターとして活躍した後、3月からは両備グループの広報部の社員として“入社”した。誕生日は7月31日、年齢は20歳、身長157センチ、体重45キロという設定。好きなものは桃、マスカット、好きな言葉は「忠恕(ちゅうじょ)」「知行合一(ちこうごういつ)」だという。

 まゆせは、これまで同県のメディアなどで取り上げられてきたが、全国的な知名度の向上を目指し、今回コミケに初出展。コミケのブースでは、両備グループのCMソングをまゆせが歌うPV「街は青春」と、まゆせが手話を使って観光名所などを紹介するPV「七葉院まゆせの観光案内」を公開した。両備ツアーズの小童谷(ひじや)靖則専務取締役は、「さまざまな企業さんがキャラクターを誕生させているが、私たちとしてはキャラクターに動作を付けることによって、アピールしていきたい」と説明。ブースには岡山県民も訪れているといい、「岡山県民の方が喜んでくださり、熱いメッセージをいただき、うるうるしています」と話した。(毎日新聞デジタル)

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