埼玉・鷲宮:“新生”らき☆すた神輿がお練り ゲリラ豪雨も7万3000人が参加

埼玉県久喜市の鷲宮地区で開かれた秋祭り「土師祭」に登場した「らき☆すた神輿(みこし)」
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埼玉県久喜市の鷲宮地区で開かれた秋祭り「土師祭」に登場した「らき☆すた神輿(みこし)」

 アニメ「らき☆すた」を使った町おこしで知られる埼玉県久喜市の鷲宮地区で1日、秋祭り「土師祭」が開かれ去年より1000人多い約7万3000人が訪れた。日中は午後3時ころから突然の豪雨に見舞われたものの、名物の「らき☆すた神輿(みこし)」のお練りの直前に雨は上がり、ファンや訪れた人たちとともに盛り上がった。

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 土師祭は、日本書紀にも名前がある「関東最古の大社」とも言われている鷲宮神社に奉納されている「千貫神輿」が、同町の通りを練り歩く恒例の秋祭り。らき☆すた神輿は、「らき☆すた」が07年に放送されて人気を博したことがきっかけで、アニメの舞台となった地元の発案で08年に制作された。

 毎年祭りに参加していた「らき☆すた神輿」だが、2013年7月には東武鉄道伊勢崎線鷲宮駅の改札口2階に安置していた神輿が、1階から吹き上げた突風にあおられてひっくり返り、破損する事故も起きたが、祭りに間に合うようにファンの手で修復され、リニューアルされた。

 らき☆すた神輿は、「こーなーたー!」などとキャラクターの名前を三拍子で連呼しながら担ぐという独特のお練りが話題となっているが、今回は「こなたっ、こなたっ」と二拍子の掛け声に変更された。“みそぎの雨”を浴びた神輿はファンや地元の人らによって担がれ、観客もサイリウムを振ったり、掛け声を掛けながら神輿と練り歩いていた。(毎日新聞デジタル)

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