俳優の小池徹平さんが24日、ミュージカル「メリリー　ウィー・ロール・アロング～それでも僕らは前へ進む～」の製作発表に出席。28日に最終回を迎えるNHK連続テレビ小説「あまちゃん」にストーブさんことヒロシ役で出演している小池さんは「あまちゃん」が終わることに寂しさを感じるとして話題の「あまちゃんロス症候群」については「何ですか？　それ」と目を丸くし、「“あまロス”を舞台で解消しますか？」と聞かれると、「そうですね……。言わされた感がありますが」と苦笑していた。

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　ミュージカル初挑戦で脚本家のチャーリーを演じる小池さんは「（『あまちゃん』の脚本家の）宮藤官九郎さんを参考にしたか」と聞かれ、「参考にしていません」とキッパリ。「（あまちゃんの）結末を楽しんでください」とコメントした。会見には小池さんのほか宮本亜門さん、宮澤喜一元首相の孫として知られるラフルアー宮澤エマさん、柿澤勇人さん、ICONIQさん、高橋愛さんら出演者が出席した。

　ミュージカルは、1971年のトニー賞受賞作「カンパニー」を手掛けた脚本家のジョージ・ファースさんと作詞・作曲家のスティーブン・ソンドハイムさんが81年に発表したブロードウェーミュージカルで、宮本さんの振り付けと演出によって上演される。華やかなショービジネス界の裏側の若者たちの成功と挫折をさかのぼる青春群像劇。11月1～17日に「天王洲　銀河劇場」（東京都品川区）で上演される。（毎日新聞デジタル）