スクウェア・エニックスのオンラインゲーム「ドラゴンクエスト10 目覚めし五つの種族 オンライン」が、クラウドゲームになり、スマートフォンとタブレットに対応させることが30日、明らかになった。今冬(12月~2014年2月)をめどにNTTドコモのゲームプラットフォーム「dゲーム」向けに配信、ドコモのタブレット「dtab」が第1弾の対応機種になる。同社によると家庭用ゲーム機でも遊べる本格的なMMO(多人数同時接続型オンライン)RPGが、クラウドゲームとしてモバイルのデバイスでも遊べるようになるのは世界初という。
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クラウドゲームは、インターネットを利用して実際の演算処理をサーバー側で行い、画像などの軽いデータをストリーミングで利用者側の端末に送ることで、端末の性能に依存されず遊べるのが特徴。ソニーの新型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」もクラウドゲームへの対応を発表するなど、注目を集めている。
クラウドゲームの「ドラゴンクエスト10」は、現在サービス中のWii、WiiU、PC版の3種類と同じサーバーでプレーが可能になる。会見には堀井雄二さんも登場、「未来的な感じ」とアピール。スマートフォンやタブレットでのデモンストレーションを行った。対応端末は今後順次追加する予定。
またドラゴンクエストの世界観をデザインしたスマートフォンの発売も発表。人気モンスターの「メタルスライム」をあしらい、機種限定アプリ「ドラゴンクエスト いつでも冒険ダイス」も遊べる。スクウェア・エニックスとNTTドコモは今後、人気ゲームのタブレット、スマートフォンの展開でも協力する。
「ドラゴンクエスト10」はシリーズ初のオンライン専用RPGで、インターネットを通じて、他のプレーヤーと一つの世界に集まり、おなじみのモンスターたちが生息する世界を舞台に冒険を繰り広げる。 (毎日新聞デジタル)
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