道重さゆみ:“新生モー娘。”で海外進出に意欲

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 アイドルグループ「モーニング娘。」のリーダー・道重さゆみさんが2日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた準レギュラーとして出演しているNHKワールドの海外向け音楽番組「J−MELO」の放送開始400回記念会見に出席。海外にもファンが多いという同グループだが、道重さんは「コンサートとかで、言葉や文化が違うのに曲を通してファンの方と一緒に盛り上がったり一体感を感じられるのは素晴らしいこと。今のモーニング娘。では海外でなかなかできていないので、“新生モー娘。”でたくさんの場所でコンサートできるように頑張りたい」と意欲を見せた。

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 会見にはプロデューサーのつんく♂さんも出席。海外での人気について、つんく♂さんは「海外で日本が好きな層はニッチな層だったりする。その層に対して応えていけばいいのか、それなりのテクニックで(一般層を目指して)出て行ったらいいのか、僕は葛藤するんですけど、それでもモーニング娘。が歌う曲はニッチじゃない方で打って出れるはずだという気持ちで作っている」と明かし、「この先彼女たちが世界に打って出るとき、お茶の間の方に溶け込んでいける作品を作れることが僕にとってうれしいこと。彼女たちもそれがスターになっていく一つの道だと思う」と語った。

 「J−MELO」は140以上の国と地域に向けて放送されている全編英語の日本音楽番組。国内向けにBSプレミアムでも放送されており、放送開始から数えて11月で放送400回を迎える。番組では放送400回を記念して、世界中の視聴者からメッセージを募集し、集まったメッセージをもとに楽曲を制作する試みを実施。60カ国以上から約700件のメッセージが集まり、それらを参考につんく♂さんが作詞作曲を担当し、モー娘。が歌唱する。タイトルは「What is LOVE?」で、同曲は10~12月のエンディングテーマに決まっている。

 今回の曲について、つんく♂さんは「短期間で仕上げましたが、非常にエネルギッシュな作品」とアピールし、道重さんは「世界中のみなさんと歌で一つになれたらワクワクします」と笑顔を見せた。番組は、国内向けがBSプレミアムで毎週土曜深夜2時40分放送。(毎日新聞デジタル)

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