大泉洋:台風接近で“雨男”公開謝罪 豪華キャストから集中砲火

1 / 5

 俳優の大泉洋さんが15日、東京都内で行われた映画「清須会議」(三谷幸喜監督、11月9日公開)の完成披露試写会に、主演の役所広司さん、佐藤浩市さん、鈴木京香さん、中谷美紀さんら豪華キャストとともに出席。関東地方に台風が接近中とあって、“雨男”の大泉さんは、三谷監督や中谷さんらから“集中砲火”を浴び、3800人の観客を前に「本当にごめんなさい」と頭を下げた。

あなたにオススメ

 舞台あいさつでは、三谷監督が「10年に1度の台風が来ている中お越しくださいましてありがとうございます。すべては雨男の大泉のせいです」と口火を切ると、柴田勝家役の役所さんも「晴れ男の役所広司です」とちくり。大泉さん演じる秀吉の妻・寧役の中谷美紀さんも「我が夫、大泉洋さんに代わっておわび申し上げます」と謝罪。「大泉さんが出てくると雲が出てきて……」と現場での“雨男”ぶりを明かすと、黒田官兵衛役で大泉さんとの共演シーンが多かったという寺島進さんも「現場で迷惑を被った。この場でわびを入れてもらいたいくらい」とにらみをきかせた。

 非難の嵐に大泉さんは「最近、僕の“雨男”がしゃれにならなくなってきてまして。今日も午前中に監督から『台風接近中、またおまえか!』とメールが来た。とにかく恨まれている。僕のせいではないですよ」と弁解するも、三谷監督に「おまえのせいだ!」と責められ、「本当、ごめんなさい」と平謝り。三谷監督は締めのあいさつでも「本日は大泉のせいで申し訳ありませんでした」と謝罪して会場を沸かせていた。

 今作は、三谷さんが17年ぶりに書き下ろした時代小説を自ら脚本と監督を担当して映画化。天正10(1582)年、本能寺の変で倒れた織田信長と長男・信忠の亡き後の織田氏の跡取り問題と領地再配分を巡り、尾張国清須城(現・愛知県清須市)で行われた「清須会議」を舞台に、柴田勝家、羽柴秀吉をはじめ歴史に名を残した猛将たちのそれぞれの思惑をコミカルに描く。舞台あいさつには、小日向文世さん、妻夫木聡さん、伊勢谷友介さん、剛力彩芽さん、坂東巳之助さんも出席した。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 5 枚

映画 最新記事