売り込め!ご当地キャラ:茨城のハッスル黄門 住みます芸人オスペンギンが推薦

茨城のご当地キャラ「ハッスル黄門」をアピールするオスペンギン
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茨城のご当地キャラ「ハッスル黄門」をアピールするオスペンギン

 47都道府県に住み、地元に密着した活動をしている吉本興業の「住みます芸人」が、有名・無名を問わず“各地でいい味を出している”ご当地キャラを推薦、その魅力を存分に伝えるコラム「売り込め!ご当地キャラ」。第10回は、茨城県に住むお笑いコンビ「オスペンギン」が、芸達者なご当地キャラ「ハッスル黄門」の魅力を売り込みます。(毎週日曜更新)

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 「右手がイバラキー!」 茨城県住みます芸人・オスペンギンです!

 茨城県には、誰よりも可愛くて、誰よりも元気なおじいちゃんのキャラクターがいることを皆様はご存じでしょうか。茨城が誇る日本最古のヒーロー「水戸黄門」、そんな時代劇ヒーローをモチーフにした茨城のキャラクターで、少年のような明るさや元気を兼ね備えたおじいちゃんキャラクター「ハッスル黄門」です。名前から可愛らしさがにじみ出ています。

 普段は優しくて温厚なハッスル黄門ですが、悪人にはとても厳しいとのうわさが……。取材中も、僕たちがちょっといたずらしたら、しかられてしまいました。

 どのぐらいハッスルするのかが気になるところですが、なんでも鳥取県で行われた「ゆるキャラカップ」というゆるキャラの運動会のような大会では、エアギターの競技で、大方の予想を覆し、満点をたたき出すほどのハッスルっぷり。それも2年連続で。音楽に合わせて目まぐるしく動く丸いおじいちゃんは、かっこよくもあり、可愛くもあり、ぜひ一度ご覧になっていただきたい。動画でやってくれたので、ぜひ見てくださいね!

 ハッスル黄門には、形態もいくつかあり、基本的には「ふっくらバージョン」がベースで、走ったりなどの運動に適した「スリムバージョン」もあるとのこと。運動会などで勝つために、肉体改造をしたのが「スリムバージョン」だとか。そして運動が終ると、常陸牛、コシヒカリ、メロンを食べすぎて「ふっくらバージョン」に戻ってしまうみたいです。無理をせずにハッスルし続けてほしいものです。

 さらにご当地キャラとしては珍しいオリジナルカッパも持っており、少し雨が降ると、カッパを着た姿も見られるそうです。あまり大雨になると、カッパを着ても意味がなくなってしまうので、少しだけ雨の時が見られるチャンスらしいですよ。ハッスル黄門は、国内だけにとどまらず、海外でも茨城のPRをしているというから驚きです。なんだかボクらもハッスルしそうになってきました。

 国内外、茨城のPRのため、年間約180回も出動しているとか。来る23、24日に開催される「ゆるキャラさみっとin羽生」にも参加します。約2日に1回はハッスルしていることに驚きが隠せません。移動などもあるでしょうから、本当に大ハッスルのハッスル黄門。我々若い世代も負けてはいられません。

 全国魅力度ランキング、最下位が定位置となってしまっている茨城県。「本当はいい所、いい物がたくさんあるのに、それがうまく伝わってないんだ」とハッスル黄門は言います。満を持して打ち出したキャンペーン「なめんなよ(ハート)いばらき県」を実施中なので、ぜひぜひ皆さん自身で茨城を試してみてください。

 ◇オスペンギンのプロフィル

 山中崇敬(茨城県神栖市出身)とでれすけ(名古屋市出身)のコンビで、茨城の住みます芸人として2011年5月から活動している。毎日午後10時からYNN(よしもとネタネットワーク)茨城(http://www.ynn47.jp/ibaraki/)をユーストリームで生配信中。

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