映画興行成績:三谷幸喜最新作「清須会議」が初登場首位

「清須会議」の一場面 (C)2013 フジテレビ 東宝
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「清須会議」の一場面 (C)2013 フジテレビ 東宝

 11日に発表された9、10日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、脚本家で演出家の三谷幸喜さんの監督最新作「清須会議」が初登場で1位を獲得した。全国430スクリーンで公開され、約38万7000人を動員し、興行収入約4億8400万円と大ヒットスタートを切った。アイドルグループ「Sexy Zone」の中島健人さんの初主演映画「劇場版 BAD BOYS J−最後に守るもの−」は初登場5位。全国90スクリーンで公開され、動員約5万9000人、興行収入約8000万円を記録した。

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 そのほか新作は、1976年に製作されたブライアン・デ・パルマ監督によるサイコホラーをリメークした「キャリー」が7位に初登場。全国272スクリーンで公開され、約4万900人を動員し、興行収入約5435万6400円だった。女優の北川景子さんと深田恭子さんが初共演した「ルームメイト」は9位に初登場。全国193スクリーンで公開され、約3万5800人を動員し、興行収入約4800万円だった。

 「清須会議」は、三谷さんが17年ぶりに書き下ろした小説を自ら脚本と監督を担当して映画化。天正10(1582)年、本能寺の変で倒れた織田信長と長男・信忠の亡き後の織田氏の跡取り問題と領地再配分を巡り、尾張国、清須城で行われた「清須会議」を舞台に、役所広司さん演じる柴田勝家や、大泉洋さん演じる羽柴秀吉ら、それぞれの思惑をコミカルに描く。「劇場版 BAD BOYS J−最後に守るもの−」は、総発行部数5500万部を超える田中宏さんのマンガ「BADBOYS」が原作で、中島さん主演で4~6月に放送された連続ドラマ「BAD BOYS J」(日本テレビ)の劇場版。不良グループの青春の日々が描かれている。

 「キャリー」は、ホラー小説の帝王、スティーブン・キングさんのデビュー作が原作。地味で内気な女子高校生のキャリーは、ある出来事をきっかけに、憧れの男子生徒トミーとプロムパーティーに参加し、「ベストカップル」に選ばれるが、卑劣な事件が襲い、怒りとともに恐ろしい能力を爆発させたキャリーの復讐(ふくしゅう)劇が始まる……というストーリー。「ルームメイト」は、今邑彩さんの小説を原案にしたサスペンスドラマ。交通事故に遭って入院生活を送った派遣社員の春海は、親切に接してくれた看護師の麗子と仲良くなり、退院後にルームシェアを始めるが、春海が偶然、麗子の不可解な行動を目にしてしまう……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

1位 清須会議

2位 劇場版 SPEC−結− 漸ノ篇

3位 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語

4位 映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!? 未来につなぐ希望のドレス

5位 劇場版 BAD BOYS J−最後に守るもの−

6位 陽だまりの彼女

7位 キャリー

8位 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海

9位 ルームメイト

10位 潔く柔く

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