ドラえもん:初の3DCG映画に 山崎貴・八木竜一コンビが監督

劇場版アニメ「STAND BY ME ドラえもん」の一場面(C)2014「STAND BY MEドラえもん」製作委員会
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劇場版アニメ「STAND BY ME ドラえもん」の一場面(C)2014「STAND BY MEドラえもん」製作委員会

 世界的な人気キャラクター「ドラえもん」が3DCG化され、初めての劇場版アニメが製作されることが明らかになった。「STAND BY ME ドラえもん」と題され、監督を務める「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや「friends もののけ島のナキ」を手がけた山崎貴さんと八木竜一さんのコンビが、原作の名エピソードを再現。来年夏に公開される。

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 「STAND BY ME ドラえもん」では、原作のなかでも名エピソードといわれる「のび太の結婚前夜」といったラブストーリーや、のび太の元にネコ型ロボット・ドラえもんがやってくる第1話「未来の国からはるばると」や「さようなら、ドラえもん」などドラえもんとのび太の出会いから別れまでを描きつつ、新たな要素を加えて再構築する。また、収録では音声を先に収録する「プレスコ」形式を採用し、声優の収録後、音声や口の動き、表情などに応じてキャラクターの動きや表情を描写。また、アニメの背景をミニチュアで制作し、キャラクターと重ねて撮影することで、よりリアルな世界観を作り出す。

 本作で、3DCGでの「ドラえもん」を作り出す山崎監督は、「ドラえもんの道具をもし自分が手に入れたら、どんなことができるのか、3Dだと体感できます。自分自身の子ども時代の夢でもあるし、お客さんにも追体験してもらいたい」、八木監督は「みんな知っているキャラクターが立体的にいきいきと動き出す面白さを表現できる。見たことあるのに、新しい、という感覚を味わってほしい。特にタケコプターで飛行するシーンは必見です」とアピールしている。(毎日新聞デジタル)

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