VAMPS:欧州ツアーファイナルで初のロンドン公演 WOWOWで放送

「VAMPS WORLD TOUR 2013 in LONDON」の一場面
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「VAMPS WORLD TOUR 2013 in LONDON」の一場面

 ロックバンド「L’Arc~en~Ciel(ラルクアンシエル)」のボーカル・HYDEさんと「Oblivion Dust」のギター・K.A.Zさんによるユニット「VAMPS」がロンドンで10月に行ったライブの模様が24日、WOWOWで放送される。同ユニットのロンドン公演は今回が初めてで、当日は日本でも生中継が行われた。HYDEさんは「Come on,London!」「Hello,London! Are you having fun?」と、英語で観客をあおりながら、生中継された日本にもカメラ越しに「一緒にいこうぜ! 日本!」「ありがとう」とメッセージを送っていた。

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 VAMPSは、HYDEさんとK.A.Zさんが2008年に結成したロック・ユニットで、これまでに北米や南米、欧州などでワールドツアーを開催している。今年9月に歌詞をすべて英語詞にして再レコーディングした初のベストアルバムを世界デビュー盤として発売し、現在はスペインのバルセロナやフランスのパリ、ドイツのベルリンなどを巡る3年ぶりの海外ツアーを行い、ロンドンはツアーファイナルの地となった。

 HYDEさんは喉の炎症による体調不良のため、収録前日の公演をキャンセルするというアクシデントがあったが、この日は1曲目の「VAMPIRE DEPRESSION」から、目を光らせる演出で登場して叫ぶなど、パワフルなステージを披露。へビーロックを中心にしながらも、スピード感あふれる「DEVIL SIDE」や、ポップな「MEMORIES」など振り幅の広い楽曲で盛り上げ、K.A.Zさんがギターを響かせると、会場は一気に熱狂に包まれた。デビッド・ボウイの「Life On Mars?」や1990年代の大ヒット曲、Shampooの「TROUBLE」など、英国ロックのカバー曲では、現地ファンの心をつかんだ。

 ファンが熱狂したツアーファイナルライブの模様は、WOWOWライブで24日夜9時放送。また、VAMPSの欧州ツアーなどの活動に密着し、世界進出への思いや挑戦する姿を追うドキュメンタリー番組「ノンフィクションW VAMPS、世界に噛みつく ~HYDEとK.A.Zが目指すメイド・イン・ジャパンの挑戦~」も、29日午後10時からWOWOWプライムで放送する。(毎日新聞デジタル)

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