水曜日のダウンタウン
電気イスゲームトーナメント 1回戦第2試合 ほか
11月20日(水)放送分
女優の木村文乃さんが出演している映画「すべては君に逢えたから」(本木克英監督)が全国で公開中だ。映画は、複数の男女や家族が織りなす六つのラブストーリーが交錯する東京版「ラブ・アクチュアリー」ともいえるストーリー。2014年に開業100周年を迎える東京駅を舞台に描かれた作品で、実際、木村さんも「電車や鉄道が好きで、東京駅をよく利用する」という。「移動中、流れていく景色を眺めるのがとくに好き」と語る木村さんならではの意外(?)なマイブームや、オフタイムの過ごし方について聞いた。(毎日新聞デジタル)
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映画は、木村さんをはじめ東出昌大さん、玉木宏さん、本田翼さん、倍賞千恵子さん、時任三郎さん、大塚寧々さん、小林稔侍さん、市川実和子さん、高梨臨さんといった豪華キャスト10人が“主役”を務め、六つのエピソードで構成されるラブストーリー。木村さんは東京のドレスメーカーに勤める山口雪奈役を演じ、東出さん演じる仙台支社に転勤になった建設会社社員・津村拓実との遠距離恋愛が描かれる。
雪奈は、どんなに忙しくても拓実へのモーニングコールを欠かさず、少しでも時間があれば電話をかけたり、メールをしたりととてもマメな女性。一方、転勤先での仕事に必死な拓実は、連絡も怠りがちで、東京出張の際も会社の先輩と飲み明かし、雪奈と会わずに帰ろうとすることも。そんな拓実の態度に不安を覚えながらもけなげに接する雪奈だが、ある晩、携帯電話がまったくつながらなくなり、仙台の拓実の下宿を訪れる……という展開。
2人のシーンにはたびたび東北新幹線が登場するが、「今年はプライベートや仕事でたくさん新幹線を利用しました。祖父母の家が青森なので、東北には縁があるんです」と語る木村さん。また、鉄道が好きだといい、「とくに移動が好きで、流れていく景色を眺めるのがすごく好きなんです」と笑顔を見せる。
そんな木村さんの今のブームは「旅の予定を立てる」こと。「最近やり始めたことなんですけど、仕事柄、急に休みになることが多いので、前もって旅行の計画を立てておくんです。行きたい場所のストックと、そこに行くための費用と時間を出しておいて。それで、パッとスケジュールが空いたときに、日数に合わせてチョイスするんです」と喜々として語る。
そのストックの中から、直近の休みには「1人で寝台特急に乗って北海道に行く予定」だと明かし、「観光はせずに移動メインで楽しんできます。1人じゃないとできない楽しみですね」と満面の笑みで語った。さらに「北海道旅行が終わったら、今度は出雲に寝台特急で行きたい」と次の目的地にも狙いを定めており、「やっぱり移動をメインに楽しんで、出雲大社だけお参りして帰ってくる感じですかね。とりあえず日本全国の寝台特急を制覇したい!」と目を輝かせた。
一方、自宅で過ごすオフタイムは、「炭酸湯にハマっている」という。「よっぽど帰りが遅くならない限り、毎日半身浴をするんですが、炭酸湯のほうがいつもより汗をかけるような気がして。半身浴はリフレッシュやデトックスできるのが気持ちいい。気づいたら、1時間くらい平気で入っています」と明かした。「半身浴の間はずっと本を読んでいますね。最近はやっぱり旅の本が多い」とここでも旅の世界を楽しんでいるようだ。
趣味を語るとき、終始笑顔だった木村さん。普段から「笑うことを心がけている」といい、自身にとって一番の健康法や美容法も「笑うこと」だと話す。10年後の理想の未来についても、笑顔がキーワードだという。「楽しく生きていたい。『今、幸せ?』って聞かれたら、満面の笑みで『幸せ!』って答えられるような人でいたい」と再び満面の笑みを見せた。
<プロフィル>
きむら・ふみの。1987年10月19日生まれ、東京都出身。2006年公開の「アダン」のヒロイン役のオーディションで選ばれて映画デビュー。その後、NHK大河ドラマ「功名が辻」(06年)、NHK連続テレビ小説「だんだん」(08年)、同「梅ちゃん先生」(12年)に出演。主な映画出演作に「パラダイス・キス」(11年)、「ポテチ」(12年)、「今日、恋をはじめます」(同)、「ボクたちの交換日記」(13年)がある。現在、ドラマ「変身インタビュアーの憂鬱」(TBS系)に出演中。待機作として、14年公開の「小さいおうち」「ニシノユキヒコの恋と冒険」がある。
2024年11月22日 16:00時点
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