ジャンプフェスタ2014:人気マンガの原画展にぎわう 「黒子のバスケ」イベントも盛況

幕張メッセで21日に開かれ、多くの来場者でにぎわった「ジャンプフェスタ2014」の様子
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幕張メッセで21日に開かれ、多くの来場者でにぎわった「ジャンプフェスタ2014」の様子

 約280万部の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」(集英社)などのファン感謝イベント「ジャンプフェスタ2014」が21日、千葉市美浜区の幕張メッセで始まった。週刊少年ジャンプの創刊45周年記念に合わせ、鳥山明さんの「ドラゴンボール」や、井上雄彦さんの「スラムダンク」など名作の生原画を展示し、訪れた人たちは顔を近づけて食い入るように見ていた。

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 「ジャンプフェスタ」は毎冬に開かれており、今年で15回目を迎える。週刊少年ジャンプとジャンプスクエア、Vジャンプ、最強ジャンプの4誌が主催する国内最大級のイベントで、前回は約13万人が訪れた。今年は、アニプレックスやバンダイビジュアルなどのアニメ会社、任天堂やスクウェア・エニックスなどゲーム会社など30社がブースを構えた。

 今回の目玉は、1968年7月に創刊された「週刊少年ジャンプ」の創刊45周年企画で、「るろうに剣心」など歴代マンガの原画を展示した。また「ドラゴンボール」の孫悟空と「Dr.スランプ」のニコチャン大王を描いた鳥山さんのお祝いの色紙なども飾られた。歴代ジャンプの表紙を並べて壁画に仕立てたゲートの前には多くの人が集まり、お気に入りの表紙を見つけて携帯電話で撮影していた。

 また「黒子のバスケ」などの人気ステージイベントが行われ、アニメの人気声優らが出演し、多くの人が訪れて、盛況となった。ステージイベントは、他のイベントでは事前予約が必要となることが多いが、ジャンプフェスタでは優先予約がなくても入場可能な立ち見席を設けたこともあり、人気を博していた。イベントは22日まで。入場無料。

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