タレントで東京海洋大客員准教授のさかなクンが、世界一小さなものが見えるX線自由電子レーザー施設「SACLA(サクラ)」について語った対談が同施設の特設サイトで公開されている。同施設で調べてみたい魚を聞かれたさかなクンは「ギョギョーッ! それはもう調べてみたいことがいっぱいあります! そもそも、お魚の研究では観察することがすギョく大事なんです」とコメントしている。
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SACLAは、独立行政法人理化学研究所が兵庫県の播磨科学公園都市に建設した全長約700メートルのX線自由電子レーザー施設。世界最短波長のレーザーを実現し、原子レベルで細胞や物質の瞬間的な動きを観察し解明することができ、“巨大な顕微鏡”ともいわれている。特設サイトは、さかなクンが登場する同施設の魅力などについて著名人が語る「SACLA×GENIUS」のコーナーなど五つのコンテンツで構成。同コーナーにはこれまで映画監督の北野武さんや人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督が登場している。
また、さかなクンは同施設で研究してみたい魚として、頭にかぶっている「ハコフグ」を挙げ「表情や行動がとってもかわいいので観賞魚としても人気 がありますが、慎重にしないと、いつ、何が原因で毒を出すのかわからないんです」と話し「そのメカニズムが判明すれば、もっと全国の水族館やお家でも手軽に飼育できるようになるかなと思います」と語っている。対談中には、さかなクンが直筆のクニマスのイラストを披露したり、デンキウナギの話題に花を咲かせる場面も見られたという。