任天堂:2期ぶりの最終赤字転落へ ゲーム機不振で800億円減

2期ぶりの最終赤字に転落する公算が大きくなった任天堂
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2期ぶりの最終赤字に転落する公算が大きくなった任天堂

 任天堂は17日、14年3月期の通期予想について、当期損益を550億円の黒字から250億円の赤字に下方修正すると発表した。800億円減の大幅な下方修正となる。年末商戦でニンテンドー3DSとWiiUの販売が想定を下回り、ソフトの販売も伸び悩んだためで、2期ぶりの最終赤字となる模様。

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 13年3月期の実績では、3DSの出荷数が1395万台、WiiU345万台。14年3月期の計画では当初、3DSが1800万台、WiiUが900万台と上積みを見込んでいた。

 しかし、今回の下方修正では、3DSが当初予想から25%減の1350万台、WiiUは3分の1以下の280万台となっており、WiiUの不振ぶりが際立つ形となった。

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