九州7県ツアーを開催中のアイドルグループ「HKT48」の長崎公演が8日、ブリックホール(長崎市)で開かれ、アンコールで3月12日に発売する3枚目のシングル「桜、みんなで食べた」のタイトルと選抜メンバーが発表された。タキシード姿の支配人、指原莉乃さんが登場し、会場内に大きなどよめきが起こる中、タイトルと選抜メンバーを発表。初選抜となる3期研究生の田中美久さんと矢吹奈子さんの名前が呼ばれると、会場からは驚きの声が上がった。最後に2枚目のシングルでは選抜入りできなかった中西智代梨さんの名前が呼ばれると大きな歓声が上がり、中西さんも涙を流して歓声に応えた。
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発表後は、タイトルを告げられたばかりの3枚目のシングル曲「桜、みんなで食べた」を初披露。センターポジションは2枚目のシングル「メロンジュース」と同じく、田島芽瑠さんと朝長美桜さんが務める。披露したあと、指原さんは「みなさん、神曲ですかー!?」と呼びかけ、会場からは大きな拍手が起こった。
田島さんは「今回の新曲は“お別れ”がテーマだったりするので、HKT48の春の“クラス替え”が思い浮かんで泣いちゃいました。大好きな歌詞なので、皆さんにもぜひ聴いていただきたいです」とコメント。朝長さんは「いよいよHKT48の九州ツアーも福岡公演を残すのみとなったので、とても寂しいのですが、今回の新曲は一緒に手振りもできる振り付けになっているので、たくさんの方に聴いていただいて、一緒に踊っていただければうれしいです」と呼びかけた。
長崎県はチームH・森保まどかさんの地元。コンサート前の会見で、凱旋(がいせん)公演となる森保さんは「地元・長崎で公演ができることを本当に楽しみにしていたので、成長した姿を長崎の皆さんにお見せできたら」と話していた。森保さんは、AKB48の柏木由紀さんのソロ公演曲「夜風の仕業」をソロで披露した。また、ステージには長崎・雲仙温泉のマスコットキャラクター「ウンゼリーヌ」も登場し、公演を盛り上げた。
また、夜公演で指原さんが14日放送の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)の初出演が決まったことを発表した。この発表は他メンバーにはサプライズで行われ、念願だった同番組への出演を聞いたメンバーは「やったー!!」と喜び合い、「あの『Mステ』にHKTが出られるんです! 皆さん絶対に見てくださいね!!」と指原さんが会場に呼びかけると、大きな歓声が起こった。この日の公演には、ドラフト生を含む全47人が出演した。