マンガ新連載:「青春少年マガジン −紙の翼−」 塀内夏子が描く人気マンガ家誕生秘話

週刊少年マガジン12号で新連載が始まった「青春少年マガジン −紙の翼−」のイラスト
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週刊少年マガジン12号で新連載が始まった「青春少年マガジン −紙の翼−」のイラスト

 雑誌やウェブで始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。人気マンガ「オフサイド」「Jドリーム」などで知られる塀内夏子さんのマンガ「青春少年マガジン −紙の翼−」が、19日発売の週刊少年マガジン(講談社)12号で始まった。同誌の創刊55周年特別企画で、全10回の短期集中連載。塀内さん本人が登場し、人気マンガ家の誕生秘話を描く。

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 2008年に50周年企画として「1・2の三四郎」などで知られるマンガ家・小林まことさんが描いた「青春少年マガジン 1978~1983」を、塀内さんが引き継いで復活。第1回は「小林まこと・前編」で、80年代のマンガ界を振り返りながら、小林さんがマンガを描くきっかけとなった少年時代のエピソード、新潟県から上京して運命の編集者と出会うまでを描いている。第2回は「小林まこと・後編」。

 ◇週刊少年マガジン編集部 藤井誠さん

 この作品のために、小林まこと先生をはじめ多くのマンガ家さんたちに何度も取材をされた塀内夏子先生。“巨頭会談”ともいえるようなそんな取材の場に同席させていただいて、マンガ界のレジェンドたちの思いや魂を直に感じ目頭が熱くなる場面が何度もありました。

 マガジンをずっと読んでくださっている方や、かつて読んでいたという方にとってはとても懐かしく、そして若い読者の方々にとっては今のマガジンの礎となった時代の、現代へと受け継がれる魂を知っていただけるすてきな作品になりました。55年間脈々と受け継がれてきた熱い思いが詰まっています。

 ぜひ、塀内夏子先生にしか描けない「青春少年マガジン」をお楽しみいただければと思います。

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