1980年代に人気を博した武論尊さん原作、原哲夫さん画のマンガ「北斗の拳」の本編の新作エピソードが、1988年の連載終了から26年ぶりに月刊マンガ誌「コミックゼノン」(徳間書店、24日発売)5月号に掲載されることが明らかになった。同作は多くの外伝があるが、武論尊さんと原哲夫さんのコンビで描くのは本編連載終了以来となる。
ウナギノボリ
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「北斗の拳」は1983~88年に週刊少年ジャンプ(集英社)で連載。暴力が支配する核戦争後の世界を舞台に、伝説の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者ケンシロウが、強敵たちと戦っていく生きざまを描いた。「北斗の拳」は、ラオウの死から、大人に成長したリンとバットが登場するまで数年間の空白があり、新エピソードでは、表舞台から姿を消したケンシロウと、愛馬・黒王号の物語が描かれる。
新作エピソードは当初、2月発売予定のコミックス「北斗の拳 究極版」11巻に収録される予定だったが、発売が4月20日に延期されたのに合わせて、多くの人に見てもらうため、2編に分けて雑誌での掲載を決めたという。
コミックゼノン5月号の表紙には、ラオウ、トキ、ケンシロウの「北斗の兄弟」がそろう。前編は55ページにわたり描かれる予定。4月25日発売の同誌6月号に掲載される後編で、新エピソードは完結する。
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