GTO:新シリーズ演出に井上和香の夫、飯塚健を抜てき

「GTO」の新シリーズの演出を手がける飯塚健さん=関西テレビ提供
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「GTO」の新シリーズの演出を手がける飯塚健さん=関西テレビ提供

 女優の井上和香さんの夫で映画監督の飯塚健さんが、7月にスタートするドラマ「GTO」(関西テレビ、フジテレビ系)の新シリーズの演出を手がけることが1日、分かった。飯塚さんが全国放送のプライムタイム(午後7~11時)のドラマを手がけるのは初めてで、「思い切った起用をしてくださったプロデューサーの方々に、呼んでよかったと思っていただけるよう全力で働きます。魅力は、前シリーズまでに流れていた“イズム”と、新たに加わる“風”の融合だと思います」と意気込んでいる。

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 「GTO」は、藤沢とおるさんの人気マンガが原作で、元ヤンキーの教師・鬼塚英吉が、生徒らが抱える悩みや問題を、型破りな“授業”で解決していく学園ドラマ。2012年にダンス・ボーカルグループ「EXILE」のAKIRAさん主演の連続ドラマが放送され、その後もスペシャルドラマが制作された。7月にスタートするドラマは、AKIRAさんが主演を務め、湘南を舞台に、鬼塚英吉が母校に赴任する……というストーリーとなる。

 飯塚さんは「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」(2012年)などの作品で知られており、4日には新作映画「大人ドロップ」の公開を控えている。飯塚さんは中学生のころに「GTO」の原作を愛読していたといい「大きな作品に関わらせていただけることが、ありがたい半面、恐怖でもあります。もう単純に、見る前よりも、見ていただいた後に、元気になってもらえたら、こんなにうれしいことはありません」と喜んでいる。

 関西テレビの河西秀幸プロデューサーは、飯塚さんの起用理由を「今まで培ってきた『GTO』の作品性に、新しいエッセンスを加えるために、いま若手最注目の監督の一人、飯塚健さんを起用させていただきました。飯塚さんの作品は、挑戦的で刺激的。でも人間愛を感じる温かさがあり、何よりも登場キャラクターがとっても魅力的です。今まで見せたことがない過去の鬼塚英吉を描く上で、飯塚さんが何を引き出してくれるか、今からとても楽しみです」と説明している。「GTO」は7月から毎週火曜午後10時に放送。

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