女優の松たか子さん、神田沙也加さん、ピエール瀧さん、歌手のMay J. さんがこのほど、3月20日にグランドオープンした複合施設「コレド室町2」(東京都中央区)内にあるTOHOシネマズ日本橋で行われたディズニーの劇場版アニメーション「アナと雪の女王」の大ヒット御礼舞台あいさつに登場。松さんは「(映画が)公開されていろいろな方から反響をいただき、とてもすてきな仕事に巡り合えたとうれしく思っています」と感謝の言葉を述べた。神田さんも「大ヒットということで本当に胸をなで下ろす気持ちです。大勢の方がすでにご覧になったのかと思うとうれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せ、喜びをかみしめていた。
ウナギノボリ
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映画は運命に引き裂かれた王家の美しい姉妹・アナとエルサを主人公に、凍った世界を救う“真実の愛”を描いたファンタジー。神田さんはアナ役、松さんはエルサ役、ピエールさんはオラフ役の吹き替えを担当し、May J.さんが日本語版主題歌「Let It Go~ありのままで~」を歌っている。同曲は今年の米アカデミー賞で長編アニメーション賞と主題歌賞を受賞。全世界50カ国の興収ランキングで首位に輝き、日本版も3月14日の公開から1週間で動員100万人を突破するなどヒットしている。
映画のヒットを祝い、くす玉割りと特製の氷で作られた特製の“氷だる”の鏡開きが行われた。司会のかけ声に合わせて4人が一斉にくす玉のひもを引っ張ると、ピエールさんのくす玉だけ割れないというハプニングが発生。苦笑いを浮かべるピエールさんをよそに会場が笑いに包まれる中、松さんが「持ってますね」とツッコミを入れてさらに会場を沸かせた。
May J. さんは「三つの違うバージョン(の曲)を楽しんでほしい」、ピエールさんは「普段と違うミュージカルの楽曲をやるのは大変だった」とコメント。「Let It Go」の自らが担当した日本語パートが話題を呼んでいる松さんは「それぞれの国の歌を聴き、いろいろな発見がありました。私の声を含めてエルサの声を楽しんでもらえたらうれしい」と言い、神田さんは1月に行われた来日記者会見で生歌を披露したことについて「サプライズでプレゼントした歌を聴いた監督が、泣いて感動してくれ、私にとっても一生忘れられない思い出になった」というエピソードを披露した。
最後にまだ映画を見ていない人に向けて、神田さんは「クラシックな部分と最新技術もあり観客としてもファンになった作品で、たくさんの方に劇場で楽しんでもらいたいです」と語り、松さんも「映像、音楽、ストーリーどれも素晴らしく愛情がこもっている。字幕版も日本版も愛してください」とメッセージを送った。映画は全国で公開中。(遠藤政樹/フリーライター)
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