鉄拳:パラパラマンガ家として多忙な日々 「1日20時間描いている」

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 お笑い芸人でパラパラマンガ家の鉄拳さんが1日、「夢をかなえるゾウ」で知られる作家の水野敬也さんとコラボした書籍「それでも僕は夢を見る」(文響社)の15万部突破記念イベントに登場。パラパラマンガ家としてブレーク中の鉄拳さんは「1日20時間くらい描いている」と明かし、「マンガを描いたあとに、毎日6時間くらい眠るんですが、1日って24時間しかないじゃないですか。1週間で6回しか寝ていないことに気付いちゃって……」と“売れっ子マンガ家”として多忙な日々を振り返った。

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 一方、お笑い芸人としての活動は「退化している」といい、「この間も『笑点』に出たいと思って、“こんな笑点はいやだ”というテーマでネタを考えようとしたんですが、まったく出てこなくて。ネタを書こうとすると手が震えてきて、どんどんスケッチブックが重くなってくる。最近はお笑いが怖いんです……」とも真顔で告白した。

 書籍「それでも僕は夢を見る」は、夢に裏切られ続けて、挫折し続けてきた「僕」と、そんな「僕」にいつしか忘れられてしまった「ユメ」との物語で、鉄拳さんはイラストを担当。過去にはプロレスラーや俳優、マンガ家を目指すも、その都度、夢をあきらめてきたという鉄拳さんだが、最近は「挫折はしていないですね」と語り、「今後はショートムービーを作って映画祭に出品したいです。泣ける話が多いので、見ていて面白い、夢のある“テーマパーク”のような作品にしたいです」と最近の夢を明かした。またこの日のイベントでは、本のストーリーを基にした動画も上映された。

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