ゲーム1週間:任天堂が3年連続の営業赤字 東映アニメがゲーム開発

2014年3月期の連結決算を発表した任天堂
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2014年3月期の連結決算を発表した任天堂

 1週間のゲームのニュースをまとめて紹介する「ゲーム1週間」。今回(3~9日)は、任天堂が3年連続で営業赤字になったニュースや、東映アニメーションがゲーム開発に乗り出したニュースなどが注目を集めた。

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 任天堂が7日に発表した2014年3月期連結決算によると、本業のもうけを示す営業損益は約464億円の赤字で、3年連続の営業赤字になった。赤字幅は前年から約100億円拡大し過去最大。3DSの事業は比較的好調に推移したものの、WiiUがハードとソフト共に低調で苦戦した。

 6日、「ONE PIECE(ワンピース)」や「ドラゴンボール」などの人気アニメを生み出した東映アニメーションが、オリジナル作品のスマートフォン向けゲームの開発を進めていることが関係者への取材で明らかになった。アニメよりも安価で制作可能なスマートフォン向けゲームを起点に、アニメやマンガなどのマルチメディア展開をすることで、テレビアニメとは異なる手法でコンテンツを充実させる狙い。第1弾としてRPG「円環(えんかん)のパンデミカ」のサービスを5月中に始める予定。

 3日、PSVita向け人気ゲーム「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」(アトラス)がアニメ化され、7月からMBSの深夜アニメ枠「アニメイズム」で放送されることが分かった。アニメ化された「ペルソナ4」に新キャラクターや新シナリオを追加したタイトルで、新キャラクターのマリー役をゲームと同様に声優の花澤香菜さんが演じる。

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