PSP:日本での出荷6月で終了へ 10年の歴史に幕

ソニー・コンピュータエンタテインメントの携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル」
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ソニー・コンピュータエンタテインメントの携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル」

 ソニー・コンピュータエンタテインメントは3日、携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の日本市場向けの出荷を6月で終了することを明らかにした。PSP自体の生産、海外への供給は続ける。

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 PSPは2004年に発売され、2012年までに7600万台以上(現在は非開示)を出荷した携帯ゲーム機。当時は1万9800円(税抜き)で発売され、現在は1万3143円(同)に値下げされている。発売当初はソフト不足から普及に苦戦したが、カプコンの人気ゲーム「モンスターハンター ポータブル」シリーズのヒットで大きく数字を伸ばし、任天堂の独占状態だった携帯ゲーム機市場で一定のシェア獲得に成功した。

 広報部は「後継機のPSVitaの普及が進んだこと、発売から10年を経過したことを踏まえて、総合的に判断した」と話している。

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