俳優の坂上忍さん(47)が9日、神宮球場(東京都新宿区)で行われた「日本生命セ・パ交流戦」のヤクルト対西武戦の始球式に登場した。ヤクルトの熱狂的なファンで同チームのユニホームを着てマウンドに上がった坂上さんは、芸歴44年で始球式に初挑戦。勢いよく投球し、ボールは見事ノーバウンドでキャッチャーミットまで届いた。
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“ツバメ党”(ヤクルトファン)の坂上さんは「小学3年までファンクラブに入っていて結構(神宮球場に)見に来ていたので、そこのマウンドに立つとは思わなかった。感動した」と振り返り、「ヤクルトのみなさんの前で投げられるなんて。僕は野球選手が一番憧れの対象。今年一番緊張したかも」と苦笑。自らの投球に「僕は100点。憧れの選手を前でノーバン(ノーバウンド)で届いたから」と笑顔を見せた。
始球式には「日本生命セ・パ交流戦」の応援大使を務めている子役の小林星蘭ちゃん(9)も登場。星蘭ちゃんは今回で5回目の始球式で、マウンドでは初始球式の坂上さんに“先輩”の星蘭ちゃんが「しっかり見ていて」と指導する一幕もあり、イベントを盛り上げた。始球式を振り返った星蘭ちゃんは「いつも一人で投げていたので楽しかった」とうれしそうに語っていた。