神の雫:10年の連載に終止符 「十二使徒編」完結

「モーニング」28号に掲載された「神の雫」の扉絵=講談社提供
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「モーニング」28号に掲載された「神の雫」の扉絵=講談社提供

 フランスや韓国などでも人気を博し、2009年にテレビドラマ化もされたワインマンガ「神の雫」が12日発売の「モーニング」(講談社)28号で完結し、04年から続く10年間の連載に終止符を打った。原作の「亜樹直」は誌面上で、「十二使徒編は終了しますが、神の雫を求め歩く主人公たちの物語はまだまだ続いています。新たなるワイン、そして新たなるドラマの始まりにご期待ください」とメッセージを寄せている。

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 「神の雫」は、ワイン評論家・神咲豊多香の時価20億円超のワインコレクションの相続をめぐって、息子の神咲雫と養子の遠峰一青がワイン対決に挑むという内容で、「金田一少年の事件簿」など多くのヒット作を手掛けたマンガ原作者・樹林伸さんらが共同ペンネーム「亜樹直」として原作を、「サイコドクター・楷恭介」のオキモト・シュウさんが作画を担当した。

 これまでの連載では、豊多香の遺書につづられた12本の「使徒」、頂点に立つ「神の雫」、計13本のワインを探す物語が展開されてきたが、「第十二の使徒」のエピソードで物語はいったん完結。「神の雫」の物語は後日改めて再開される予定だという。

 また、3カ月連続で刊行される「神の雫」42巻、43巻(23日発売)、44巻(7月23日発売)の帯に付く応募券を3枚すべて集めて応募すると、同作の制作秘話などが書かれた「“裏”使徒12本『神の雫』ライナーノーツ」が必ずもらえるキャンペーンも実施。応募者の中から抽選で20人には「『神の雫』特製ワインオープナー」がプレゼントされる。

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