宇宙博2014:ISS「きぼう」実物大モデル展示 テープカットには爆笑問題も

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 火星探査車や国際宇宙ステーション(ISS)など宇宙に関する資料や展示物を公開する博覧会「宇宙博2014−NASA・JAXAの挑戦」が、19日から幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される。18日に行われたプレス向け内覧会では、米国外では初出展となる火星探査車「キュリオシティ」の実物大モデルやISS「きぼう」の日本実験棟などが報道陣に初公開された。内覧会後に行われた開会式で、お笑いコンビ「爆笑問題」やNHKの籾井勝人会長、千葉県の森田健作知事らがテープカットに参加した。会期は9月23日まで。

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 「宇宙博2014−NASA・JAXAの挑戦」は、実物資料や実物モデルが約500点展示される国内最大級の宇宙関連イベント。目玉の展示物として、火星探査機「キュリオシティ」のNASA製の実物大モデルや、内部に入ることができるISS「きぼう」の日本実験棟、実物大の「アポロ17号」の司令船と着水時に実際に使用されたパラシュートなどが公開されるほか、触れることができる隕石(いんせき)など体験型の展示物も設置する。ショップでは宇宙関連グッズを販売する。

 プレス向けの内覧会後に行われた開会式では、オフィシャルサポーターの爆笑問題やNHKの籾井会長、下村博文・文部科学相、山本一太・内閣府特命担当相、宇宙飛行士の古川聡さん、千葉県の森田知事などがテープカットに参加。森田知事は「実は高校時代、UFO研究会に入っておりまして、一生懸命、宇宙人とコンタクトをとろうとしたけれど、とうとう見つかりませんでした。今回、この『宇宙博』を見て、私のUFO熱に再び火がつくのではと思っております」と過去の体験を重ねながら博覧会への期待感を表した。

 爆笑問題の太田さんは「我々が子供のころは宇宙飛行士なんて夢のまた夢だったけれど、今は日本人の宇宙飛行士が何人もいる。こういうところ(博覧会)をさらにまた子供が見て、宇宙を現実に近いものにしたら、10年後、20年後には日本人の半分以上は宇宙飛行士になるんじゃないか」と前向きに語った。

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