お笑いタレントのイモトアヤコさんが8日、東京・渋谷のパルコ劇場で9日から上演される舞台「君となら」の会見に登場。普段は日本テレビ系のバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」の企画で世界中を飛び回っているイモトさんはこの舞台のため、「日本に3カ月もいるのは7年ぶり」と明かすと、「今回が初舞台で気合はすごく入っている。声量だけは誰にも負けません!」と意気込んだ。
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またイモトさんは、約1カ月続いた稽古(けいこ)について「(演出の)三谷幸喜さんのダメ出しも分かりやすくて、なんの疑問も持たず過ごすことができました。楽しかったです」と笑顔。同じく舞台初挑戦で姉妹役を演じた竹内結子さんと過ごす時間が多かったようで、三谷さんからは「本当の姉妹のように見えた。でも顔が全然似ていない……」と突っ込まれる一幕も。それでも三谷さんは、イモトさんのことを「すごくよく頑張ってくれた」と労うと、「毎日、成長していくのが手に取るように分かって、僕も稽古場に行くのが楽しかったです」と語った。
「君となら」は、父親よりも年上の娘の恋人をめぐる、うそと誤解と笑いにあふれたホームコメディー。1995年に三谷さんの脚本、山田和也さんの演出、斉藤由貴さんの主演で初演され、97年には再演された。今回は、キャストを一新し、三谷さんが自ら演出も担当。70歳の恋人を持つ、小磯家の長女でヒロインのあゆみを竹内さん、あゆみの妹・ふじみをイモトさん、2人の父親・国太郎を草刈正雄さん、あゆみの恋人・ケニーを小林勝也さんが演じ、長野里美さん、長谷川朝晴さん、木津誠之さんも出演する。