伊勢谷友介:出演映画試写で自虐発言を連発 「僕は最低な人間ですから…」

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 俳優の伊勢谷友介さんが25日、東京都内で行われた出演作の日韓合作映画「ザ・テノール 真実の物語」の完成披露試写会に、共演の北乃きいさん、ユ・ジテさんらと登場した。伊勢谷さんは同い年のユさんについて「本当に真面目で、僕の持ってないものを全て持っている。結果として彼には奥さんがいて僕にはいないっていうところに差が生まれてるのかな……」とコメント。北乃さんが「撮影で(自分が)悩んだシーンが終わったあとに、2人がケーキを買ってきてくれた」と秘話を明かすも「それはジテさんが言い出した。僕は最低な人間ですから!」と話すなど終始、自虐気味だった。

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 映画は、病気で声を失った韓国人のオペラ歌手のチェチョル(ユさん)が、日本人音楽プロデューサー・沢田(伊勢谷さん)の手を借りて再び舞台に立つという実話を映画化したもので、伊勢谷さんは「(日韓関係が)難しい時代が来ているが、映画人として(日韓の)絆をつくるきっかけになれば」と話し、「こんな日本人がいたということで韓国の中でも日本の印象が変わるきっかけになれば」と前向きに語った。

 ユさんは「伊勢谷さんの出演した作品は見ていたので共演するのが楽しみでした。この映画に懸ける情熱や日韓の友情を、見て感じていただけると思う」と笑顔で話した。映画には、ほかにチャ・イェリョンさん、セルビア人女優のナターシャ・タプスコビッチさん、イタリア人オペラ歌手のティツィアーナ・ドゥカーティさんらが出演。10月11日公開。

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