向井理:時速500キロのリニアモーターカーに大興奮 「夢の扉+」で

TBS提供
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 ドキュメンタリー番組「夢の扉+」(TBS系)で超電導リニアモーターカーの開発に携わるJR東海の白國紀行・リニア開発本部長をこのほど取材。同番組ナレーターで俳優の向井理さんが時速500キロ超で浮上走行するリニアモーターカーに試乗した様子が5日放送の番組内で紹介される。向井さんは試乗した際、「速い……飛んでる!」と驚き、「(リニアモーターカーは)小さい頃に無邪気に考えていた夢の一つだった。一足お先に体感できるっていうのは本当に夢のような……。感慨深いですね」と感想を語っていたという。

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 2027年に開業を目指すリニア中央新幹線は、品川−名古屋間を40分で結ぶ世界最速の超特急。小さな頃から憧れていたという向井さんはそのスピードに大興奮。自身が理系の出身ということもあり、撮影現場では白國さんに積極的に質問をするなど、少年のように目を輝かせていたという。

 四半世紀にわたってリニアの開発を指揮し、“ミスターリニア”と呼ばれる白國さんは「簡単に開いてしまったら夢の扉ではない。重い扉をゆっくりと開く」と番組内でメッセージを語っている。番組では、強力な超電導磁石を用いた“浮上走行”を可能にし、また世界最速で安定した走行をするため、車体の空気抵抗を極限まで減らすのにJAXA(宇宙航空研究開発機構)の航空宇宙技術にヒントを得たことなどを紹介。白國さんに開発の裏話などを聞いている。

 番組の黒岩亜純チーフプロデューサーは「元ランナーという白國さんは、穏やかだが内なる情熱を秘めた人。“速さ”にこだわった彼が、挑戦とイノベーションを繰り返し取り組んだ開発の秘話をぜひ見てほしい」とアピールしている。

 「夢の扉+」は、熱い志と深いビジョンを持って社会を切り開く日本人たちを紹介するドキュメンタリー番組で、俳優の中井貴一さん、坂口憲二さん、向井さんの3人が交代でナレーターを務めている。前身の「夢の扉~NEXT DOOR~」から放送10周年を迎え、5日の放送では10周年スペシャル第1弾として、ナレーターの3人が一堂に会してトークを繰り広げる。番組は毎週日曜午後6時半に放送。

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