注目の新譜:椎名林檎「日出処」 5年半ぶりのアルバムは作家・椎名林檎の充実作

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 シンガー・ソングライターの椎名林檎さんがソロ名義では5年半ぶりとなるオリジナルアルバム「日出処」(ユニバーサル ミュージック)を5日に発売した。

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 アルバムには、この5年半の間に依頼されて制作したおなじみの楽曲と、アルバムのために録音した新曲を収録。おなじみの楽曲は、2014年NHKサッカー放送のテーマ曲「NIPPON」、NHK Eテレ「SWITCHインタビュー 達人達」のテーマ音楽「孤独のあかつき」、フジテレビ系ドラマ「鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-」主題歌の「いろはにほへと」、NHK連続テレビ小説「カーネーション」主題歌の「カーネーション」、TBS 系ドラマ「ATARU」主題歌の「自由へ道連れ」、TBS系ドラマ「スマイル」主題歌の「ありあまる富」の6曲。デビュー15年を記念し、昨年の秋に行われたライブで、椎名さんは「今後も作家として活動し、機会があったらステージにも立っていきたい」と話していた通り、このアルバムでも、エレクトロニクスからストリングスまで、多くのミュージシャンとともに、バラエティーあふれる楽曲を作り上げている。楽曲の並びとつなぎにもこまやかな目配りがあり、冒頭から最後まで一気に聴かせる。

 アルバム「日出処」は全13曲入り。「ありきたりな女」「いろはにほへと」「カーネーション」「NIPPON」「自由へ道連れ」「ありあまる富」のミュージックビデオを収録したブルーレイディスク(BD)が付く初回限定盤Aは4600円(税抜き)、同内容のDVDが付く初回限定盤Bは3900円(税抜き)。CDのみの通常盤は3000円(税抜き)。

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