マンガ新連載:「黒博物館 ゴーストアンドレディ」 歴史的事件の裏で展開される不思議な戦い

藤田和日郎さんの伝奇マンガ「黒博物館 ゴーストアンドレディ」のイラスト(c)藤田和日郎/講談社
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藤田和日郎さんの伝奇マンガ「黒博物館 ゴーストアンドレディ」のイラスト(c)藤田和日郎/講談社

 雑誌やウェブで始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。「うしおととら」「からくりサーカス」などで人気の藤田和日郎さんの伝奇マンガ「黒博物館 ゴーストアンドレディ」が27日発売の「モーニング」(講談社)52号で始まった。

ウナギノボリ

 「黒博物館 ゴーストアンドレディ」は、ビクトリア朝のロンドンが舞台。ロンドン警視庁(スコットランド・ヤード)の中には、大英帝国で捜査されたすべての証拠品があるという秘密の博物館「黒博物館」があり、そこに1人の老人が訪ねてきた。望みの品は、幽霊が劇場の座席に残したとされる、弾丸と弾丸がぶつかった物体「<灰色の服の男>のかち合い弾」だった。その昔語りから物語が大きく動き始める。

 ◇モーニング編集部 寺内保博さん

 19世紀英国の都市伝説「バネ足ジャック」を題材にした伝奇アクション「黒博物館 スプリンガルド」。この連載は大好評のままに終了し、特に狂言回し役の“学芸員さん”は「藤田キャラの中でいちばん好き」という人もいるほどの人気ぶりでした。単行本のあとがきで予告された「続編」を今か今かと待ってくださっていた方も少なくないと思います。

 あれから7年。ついに待望のシリーズ第2弾がスタートです。物語は犯罪資料館「黒博物館」に所蔵された奇妙な弾丸に端を発し、ある歴史的大事件の裏で、不思議な戦いが繰り広げられます! 藤田ファンはもちろん、歴史ミステリーや(英国の人気テレビドラマ)「ダウントン・アビー」がお好きな方にも、わくわく楽しんでいただきたいです。

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