SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第1話 再出発!集う麦わらの一味!
11月3日(日)放送分
話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。ある学園に転入してきた男子生徒と5人の女子学生たちの6人の学園を舞台にした物語「グリザイアの果実」です。山川竜一郎プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
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−−作品の概要と魅力は?
この作品はたった5人しか生徒がいない全寮制の学園を舞台にした物語です。5人の生徒は全員が女の子であり、それぞれとても大変な問題を抱えています。そんな学園に、風見雄二という謎に包まれた少年がある日転校してきます。少女たちと少年が出会った、その時! 物語が動き始めるのです……。解き明かされる驚がくの真実! 飛び交う弾丸! 響き渡る悲鳴! 少女は、汚れなき瞳で何を見つめるのか!?
PSPとPSvita用ソフト「グリザイアの果実」……絶賛、発売中!!
……というのがテンプレです。必ずこう答えるようにしています。
魅力はキャラクターの個性ですね。記号を当てはめるだけではなく、とにかく会話や物語の積み重ねでキャラクターの個性を出すようにしています。
−−アニメにするときに心がけたことは?
原作の立場としては、できる限り原作の雰囲気を壊さないようにしてもらうことですね。一番は原作のキャラクターデザインと原画を担当している渡辺明夫さんを、そのままアニメのキャラクターデザインと総作画監督に起用。楽曲に関しても原作からElements Gardenの藤間仁さんの良さを引き出すようにしていたのでそれも踏襲。作詞もシナリオの桑島由一が手がけるなど、原作ファンを裏切らず、新規の方にもこれが「グリザイアの果実」なんだということをお伝えすることに気を使いました。
−−作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは?
大変だったのは、「グリザイアの果実」という作品がストーリー展開で魅せるというよりは、じっくりと小さなエピソードを重ねて、キャラクターの魅力を掘り下げていく形をとっており、更に分量がものすごく多いために、どうやって規定の話数に収めていくかというのが大変苦労しました(実際に苦労したのは監督、脚本の方々ですが……)。
それでも、天衝監督、シリーズ構成の倉田英之さん、CGIディレクターの高橋将人さんの血のにじむような努力でまとまりましたので、大変感謝しており、それがうれしかったです。これは御三方が原作を隅々までプレーしていただいたのが大きいと思います。特に倉田さんの記憶力と膨大な知識には驚かされました。
あと、「睡眠の重要性」がアニメ流行語大賞の6位に入ったこともうれしかったですね。「グリザイアの果実」は、本当に名言が多い作品でアニメに収録しきれなかったものも多いので、その辺りはぜひ原作のゲームで堪能してみてください。
−−原作ゲームには続編がありますが、ずばり、続編アニメはありますか?
とにかく最終話まで見て判断していただけるとありがたいですね。それ以上は、自分の口からは言えないです。
−−今後の見どころを教えてください。
10話から、ついに一番人気?の6番目のヒロインが登場します。エピソード的にも一番人気のストーリーですのでお楽しみください。
−−ファンへ一言お願いします。
いつも応援ありがとうございます。アニメの放送が開始して1カ月で、原作のコンシューマー版ゲームのリピートを1万本もいただきました。アニメ化したことでこれだけ多くの人に新たに作品をプレーしていただけたことが大変うれしかったです。今後ともよろしくお願いします。
フロントウイング 代表取締役/プロデューサー 山川竜一郎
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