“乙女ゲーム”と呼ばれる女性向け恋愛ゲームを舞台化した「華ヤカ哉、我ガ一族 オペラカレイド 狂宴」の本番直前の公開舞台げいこが12日、星陵会館(東京都千代田区)で行われ、主要キャストがけいこ後に会見した。財閥の宮ノ杜家に勤める使用人のヒロイン・浅木はるを演じる白石晴香さんは、女性をときめかせる乙女ゲームならではの「一番キュンキュンするシーンは?」と聞かれたが、「(同じ使用人の)たえちゃんとのシーン」と答えて、男性キャストたちがっかりさせた。
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「華ヤカ哉、我ガ一族」は、2010年7月に発売された乙女ゲームで、プレーヤーが財閥に勤める使用人となって、くせのある宮ノ杜家の6兄弟の世話を通して恋愛を織り交ぜながら、国家を揺るがす陰謀にも触れていくという内容。12年にオリジナルアニメ化、13年に舞台化された。
初演・再演を重ね、3回目となる今回の舞台は新たなストーリー「狂宴」を上演する。会見には、新キャストで宮ノ杜家の長男・正役の池田努さん、次男・勇役の成松慶彦さん、三男・茂役の田中伸彦さん、謎の書生役の鷲尾修斗さんの4人のほか、前作から引き続き出演する白石さん、猪野広樹さん、佐伯亮さん、櫻井圭登さん、甲斐千尋さん、健人さんが参加した。
今回は、6兄弟それぞれと“キュンキュン”シーンが豊富にあるといい、白石さんは「正直私は緊張してしまって。ご兄弟とより、たえちゃんとのキュンキュンシーンの方が楽しかった……」と本音をぽろり。一方、池田さんは「約1カ月半、けいこして、片時もこの役から離れなかった。今日舞台で花を咲かせられるのはうれしい」と初日を迎える喜びを語った。21日まで全13公演を行う予定。
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