お笑いコンビ「オアシズ」の大久保佳代子さんが11日、東京都内のスタジオで米俳優のジョニー・デップさんの主演映画「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」(デビッド・コープ監督)の公開アフレコに登場した。イベントにはデップさんの吹き替えを務める声優の平田広明さんも出席。洋画吹き替え初挑戦となる大久保さんは「エロい女ということでオファーをいただいて光栄」と笑顔を見せるも、収録した自身の声を聞き、「やっぱり難しい。マックスでエロさを出しているつもりだけど、あとで聞き直すと全然エロくない」と反省。そして「エロさをもっともっと出していいんだと思った」と気持ちを改め、「今も平田さんをエロい目で見ていますから」と言って笑いを誘った。
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名画を狙うセクシーな美女・ジョージナの吹き替えを担当する大久保さんは、胸元が開いたワンピース姿で登場。「セクシーな女性の役ということで、出しめで来ました。これはお年賀です」と胸元を強調し、「シャッターチャンスを狙ってください!」とサービス精神全開で報道陣に呼びかけた。公開されたアフレコは、物語の中盤にジョージナがデップさん演じるモルデカイをパーティー会場で誘惑するシーン。ディレクターから「もっと色気を!」などと指示が飛ぶ中、「私を食べて!」というせりふを熱演すると、平田さんからは「十分エロい。初めてなのにたいしたもんだと思った」と絶賛された。
アフレコ後、今月下旬にデップさんが来日するにあたり、平田さんをデップさんに見立てどう誘惑するかを実演。「ハリウッド俳優にアプローチする妄想はある……」と意気込む大久保さんは、平田さんの下半身に顔を近付けるなど大暴走。会場に微妙な空気が漂い、平田さんは「ジョニー・デップが来日した時には絶対に(同じことを)やれよ!」と苦笑い。大久保さんは「(実際にやったら)首根っこをつかまれて(SPに)連れて行かれるかな……」と恐縮していた。そして、今作に出演できたことを「1月にこういういい仕事が入るとバンと(1年間)いける。まだまだいけますね」と喜んでいた。
映画は、美術商のモルデカイ(デップさん)が、盗まれた名画の捜索をきっかけに、富豪、マフィア、国際テロリストを巻き込みながら英国、ロシア、米国と世界中を駆けめぐるアドベンチャー作品。2月6日から全国で公開。(遠藤政樹/フリーライター)
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