2015年度の「第47回ミス日本コンテスト2015」(ミス日本コンテスト事務局)が26日に東京都内で行われ、グランプリにシンクロナイズドスイミングの元日本代表選手で、東京都出身の日本女子体育大学4年の芳賀千里(はが・ちさと)さん(22)が選ばれた。
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グランプリの証しである打ち掛けと王冠、たすきを身に着けた芳賀さんは「このようなすばらしい賞をいただけてうれしく思います」と涙ぐみながらあいさつ。「今年1年苦しいことばかりでした。勇気を出してミス日本に応募し、13人の候補生に支えていただき今日を迎えることができました」と声を詰まらせながら喜びを語った。
芳賀さんは1992年10月19日生まれの22歳。2014年度の全日本シンクロナイズドスイミング日本代表に選出されたが、けがのため引退を余儀なくされ、母の勧めで、新たな道を模索して同コンテストに挑戦した。
同コンテストは、第1回が1950年に開催され、これまでに女優の山本富士子さんや藤原紀香さんらを輩出。47回目となる今回は「行動する新日本美人」をテーマに行われ、応募総数2426人の中から選出された候補者14人が最終審査に臨んだ。
準ミスは埼玉県出身で東京大学医学部3年の秋山果穂さん(21)さん、ミス着物は広島県出身で横浜国立大学2年の倭早希(やまと・さき)さん(21)、今回から新設された「ミス日本みどりの女神」は静岡県出身で東京農業大学3年の佐野加奈さん(20)、「海の日」は愛知県出身で早稲田大学3年の大河南都子(おおかわ・なつこ)さん(20)、「水の天使」は神奈川県出身で白百合女子大学1年の柴田美奈(しばた・みな)さん(19)が選ばれた。
また、今回から特別賞「和田静郎特別顕彰ミス日本」が創設され、「新体操ナショナル選抜団体チーム フェアリー ジャパン POLA」の畠山愛理さん(20)が受賞した。