2015年度の「第47回ミス日本コンテスト2015」(ミス日本コンテスト事務局)が26日に東京都内で行われ、グランプリにシンクロナイズドスイミングの元日本代表選手で、東京都出身の日本女子体育大学4年の芳賀千里(はが・ちさと)さん(22)が選ばれた。コンテスト後に取材に応じた芳賀さんは「今は何をするにも楽しくて、新しい知識が増えるたびに自分が大きくなるような気がする。ミス日本の活動ではたくさんの人とお話しして、直接触れ合うことで感じることを得たいと思います」と意気込んだ。
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芳賀さんは1992年10月19日生まれの22歳。2014年度の全日本シンクロナイズドスイミング日本代表に選出されたが、けがのため辞退と引退を余儀なくされた。芳賀さんは「選手を引退することを決めたとき、自分には何もなくなってしまったのではないかという不安な気持ちがあった。何もないからこそ挑戦してみない?という母からの勧めもあり、ミス日本に挑戦しました」と時折涙も交えながら語った。芳賀さんは「つらかったときにどう乗り越えるかという自分の心の整え方があるので、誰かに勇気を伝えられる存在になれたらうれしい。つらいときこそ笑顔が座右の銘」と語った。
また、芸能界入りの可能性について聞かれると「ミス日本の任期を全うしていく中で、自分がやりたいことが芸能界にあったら挑戦したい」と話し、「好きな男性のタイプは?」という質問には「スポーツができて優しい方がいいです。一緒にスポーツがしたいです」と恥ずかしそうに明かした。
同コンテストは、第1回が1950年に開催され、これまでに女優の山本富士子さんや藤原紀香さんらを輩出。47回目となる今回は「行動する新日本美人」をテーマに行われ、応募総数2426人の中から選出された候補者14人がこの日の最終審査に臨んだ。