市原隼人:初主演舞台に意気込み 役作りは「地元の空気を吸って」

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 俳優の市原隼人さんが6日、東京都内で行われた初主演舞台「最後のサムライ」の記者会見に登場した。着物に刀を差した役衣装の“サムライ姿”で現れた市原さんは、主役の河井継之助役を演じる上での意気込みを聞かれ、「どういう人物だったか、地元でどう見られていたか、(河井継之助の地元の)長岡(新潟)に足を運んで、空気を吸いながら一人考えていました」と入念な役作りをしたことを明かした。 

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 会見には、市原さんのほかソニンさん、徳山秀典さん、中村誠治郎さん、阿久津愼太郎さん、オレノグラフィティさん、猪野広樹さん、山内圭輔さん、岡本玲さん、辻本耕志さん、永島敬三さん、藤尾勘太郎さん、久ケ沢徹さんら全キャストが役衣装で勢ぞろい。遊女役を演じているソニンさんは派手な花魁(おいらん)の衣装で現れ、演出について「ブロードウェーから演出家が来て、日本のトラディショナルなものをどう演出するんだろうという不安もありましたが、いい意味で裏切られました」と仕上がりに手応えを感じている様子。会見には演出家のイヴァン・キャブネットさんも出席した。

 舞台「最後のサムライ」は、徳川幕府が終わりを告げた明治維新期に、最後まで武士らしくあろうとした長岡藩士・河井継之助の激動の一生を描いた作品。公演は天王洲銀河劇場(東京都品川区)で15日まで行われる。

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