1993年4月～94年3月に放送されたテレビアニメ「機動戦士Vガンダム」のブルーレイディスク（BD）のボックスセットが発売されることが12日、分かった。前半（第1～26話）が7月24日、後半（第27～51話）が9月25日に発売される。価格は各3万4000円（税抜き）。

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　総監督を務めた富野由悠季さんは「この作品は全否定したいと思っているものです。このような結果になったのは、すべて監督の責任です。何かの間違いでこのブルーレイで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを探してみてください。そこから気付ける人が一人でもいらっしゃればブルーレイとして出した意味があると思っています」とコメントしている。

　ブルーレイディスクはHDテレシネ、HDリマスターによって高画質を実現。同作では初のオーディオコメンタリーが収録される。また、ボックスのイラストはメカデザインを担当したカトキハジメさんの描き下ろしで、スタッフのインタビューなどを収録したブックレットやイラスト集も封入される。

　「機動戦士Vガンダム」は、宇宙世紀153年を舞台に、主人公・ウッソ・エヴィンが、レジスタンス組織リガ・ミリティアや地球連邦政府に対して独立を宣言したザンスカール帝国の戦いに巻き込まれていく……というストーリー。