金爆・喜矢武豊:バンド踏み台にハリウッド進出 音楽に未練なし「今までも“役者”」

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 4人組ビジュアル系エアバンド「ゴールデンボンバー」(金爆)の喜矢武(きゃん)豊さんが主演する舞台「ふしぎ遊戯」が19日、初日を迎え、品川プリンスホテル クラブeX(東京都港区)で公開リハーサルが実施された。リハーサル後に取材に応じた喜矢武さんは、初舞台で初主演となることについて「もともと(バンドで)歌ってもいないし、音楽もやっていない。今までも役者みたいなものだった」と笑わせ、「もうそろそろ音楽はいいので、役者として海外に行きたい。ゴールデンボンバーを踏み台にして、ハリウッドに進出したい」と野望を明かした。

ウナギノボリ

 さらに喜矢武さんは今回の抜てきに「誰かがゴールデンボンバーを使えばもうかると思ったのでは? 裏の力が働いた」とにやり。さらに「実際には舞台をやるか、スノボに行くかの二択だった」と事情を明かしつつも「世間一般で言ったら僕も役者としてベテラン。そろそろ三谷幸喜さんから声がかかるはず」と鼻息を荒くしていた。

 「ふしぎ遊戯」は、「少女コミック」(小学館)で1991年12月~96年5月に連載された渡瀬悠宇さんの人気マンガが原作。マンガは、中学3年生の少女・夕城美朱 (ゆうき・みあか)と親友の唯が、図書館で見つけた古い書物「四神天地書」の世界に入る……というストーリーで舞台版は、美朱が書物の中で出会う青年・鬼宿 (たまほめ) の目線で描かれ、喜矢武さんが鬼宿を演じる。29日まで。

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