ゲーム1週間:任天堂とDeNAが業務・資本提携 「FF11」PC版のみに

業務・資本提携を発表した任天堂の岩田聡社長(左)とDeNAの守安功社長
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業務・資本提携を発表した任天堂の岩田聡社長(左)とDeNAの守安功社長

 1週間のゲームのニュースをまとめて紹介する「ゲーム1週間」。今回(14~20日)は、任天堂とDeNAが業務提携を発表したニュースや、「ファイナルファンタジー11」のサービス終了に関する話題などが注目を集めた。

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 17日、任天堂とDeNAはスマートフォン向けゲームアプリに関する業務提携と株式を持ち合う資本提携で合意したことを明らかにした。マリオなど任天堂の人気キャラクターを使用したゲームをスマートフォン向けに開発・運営し、両社の展開するゲームサービスで幅広いユーザーの獲得を狙う。また、DeNAが保有する自己株式(発行済みの10%、約220億円)、任天堂が保有する自己株式(発行済みの1.24%、約220億円)をそれぞれ両社が取得する。また、任天堂の岩田聡社長は新型ゲーム機「NX」(開発コードネーム)を開発していることも明らかにした。

 19日、スクウェア・エニックスの人気オンラインゲーム「ファイナルファンタジー11」のPS2版とXbox360版のサービスが2016年3月に終わることが明らかになった。同作のエンディング・シナリオとなる「ヴァナ・ディールの星唄(ほしうた)」を今年の5月、8月、11月の3段階に分けて展開する。PC版のサービスは継続する。

 18日、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のスマートフォン向けアプリ「トルネモバイル」の配信がスタートした。同社のネットワークレコーダー「ナスネ」と併用することで、PS4やPS3を介さずに外出先でテレビ番組の視聴、録画、再生ができる。価格はiOS、アンドロイド版ともに基本利用料は無料で、テレビの視聴、録画、再生機能を追加する場合は500円(税込み)がかかる。

 17日、人気アニメ「プリパラ」で知られるアイドル声優ユニット「i☆Ris(アイリス)」が東京都内で行われたスマートフォン向けアニメーションRPG「ザクセスへブン」の制作発表会に登場。同ゲームに登場する“白の学園”のキャラクターとしてメンバー全員が声優を担当することが発表された。メンバーの芹澤優さんは「白の学園は癒やしの学園。私は癒やしが似合わないけど、パワー充電して、聴いてくださるみなさんを声で癒やせるような作品にできるように頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。

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