注目の新譜:茅原実里「Reincarnation」 オーケストラアレンジでセルフカバー

茅原実里さんのセルフカバーアルバム「Reincarnation」のジャケット
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茅原実里さんのセルフカバーアルバム「Reincarnation」のジャケット

 声優でありアーティストとしても活躍中の茅原実里さんが、セルフカバーアルバム「Reincarnation」(ランティス)を25日に発売した。

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 昨年デビュー10周年を迎えた茅原さんが、11年目に突入して初めてリリースするのはセルフカバーのシンフォニックアルバム。「輪廻転生」「生まれ変わり」の意味を持つアルバム名の通り、一からアレンジし直し、ボーカルも今作のために再レコーディングした。1枚目のシングル曲「純白サンクチュアリィ」や「境界の彼方」といったシングル曲をはじめ、原曲ではスイング感あふれるサウンドが印象的だった「TREASURE WORLD」などアルバム収録曲など自身のナンバーの中から11曲を厳選。須藤賢一さんや「Elements Garden」の藤田淳平さん、岩橋星実さんら豪華作家陣がアレンジャーとして参加し、交響的なアレンジが施され、各曲が生まれ変わっている。原曲のよさを生かしつつ緻密に計算されたクラシカルなサウンドに、10年間歌い続けてきた茅原さんの歌声が映え、何度も聴きたくなるアルバムに仕上がっている。

 アルバム「Reincarnation」は全11曲入りで3000円(税抜き)。5月6日にはNHKホール(東京都渋谷区)で、同アルバムを携えオーケストラコンサートを開催予定。また茅原さんは、4月にはおよそ9カ月ぶりとなるニューシングルとして、劇場版アニメ「劇場版 境界の彼方 −I'LL BE HERE−未来篇」の主題歌「会いたかった空」をリリースする。

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