女優の黒谷友香さん(39)が定額制動画配信サービス「dTV」で22日から配信を開始した連続ドラマ「眠れぬ真珠」(全4回)で、17歳年下の青年・素樹と恋に落ちるヒロイン・咲世子を演じている。モデル出身で、今年女優デビュー20年を迎える黒谷さんに年下の男性との恋やプロポーション維持の方法、普段のファッションについて聞いた。
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「眠れぬ真珠」は、「池袋ウエストゲートパーク」などで知られる石田衣良さんの恋愛小説を「ストロボ・エッジ」の廣木隆一監督が実写化した。黒谷さんが演じる咲世子は、40代半ばで、銅版画家として成功を収めており、中村蒼さんが演じる映画監督の道をあきらめ、現在はカフェ店員として働く17歳年下の素樹と恋に落ちるという役どころだ。
実際の黒谷さんが恋の理想とするのは「年上の男性」で、「大人の余裕がある」ところが魅力という。年下の男性は「弟のよう」と恋愛対象にするのは難しいようで、「年下の男性は自分が通り過ぎてしまった若い時代を生きている。一緒にいるとお姉さんのようになってしまいそう……」と消極的。「でも刺激的でしょうね。ジェネレーションギャップがいろいろなところで出てくると思うし、私には刺激が強すぎるかも」とちゃめっ気たっぷりに語った。
美しさの維持には20年弱続けている「乗馬」が欠かせないという。「体を動かして汗をかくのは心のリフレッシュにもなりますね。体形維持にだけではなく心身共に良い」といい、「いったん仕事を忘れて遊ぶ時間を持つことがいいのかな」と語った。
咲世子のファッションは、ざっくりしたニットやゆったりしたシルエットのカットソーに、ジーンズやスニーカーを合わせたラフなスタイル。「咲世子が着ていたような太めのジーンズが好き。私も(咲世子が履いていた)定番のスニーカーを持っています」と手持ちのアイテムに共通点がある。
またいつもはいているジーンズにヒールを合わせてドレスアップするなどの着まわしテクニックにうなずく点も多く「(咲世子のファッションから)つくづく組み合わせのセンスって大事だと思いました」と話す。「乗馬をするのでウエスタンブーツも履きます」といい、「デニムに合わせたりして、街の中とか自然の中とかは関係なく(テイストを)ミックスするのが好きですね」と笑顔を見せた。
次回は、「眠れぬ真珠」での役作りについて聞く。
<プロフィル>
くろたに・ともか。1975年12月11日生まれ。大阪府出身。雑誌「mc Sister」の人気モデルとして活躍し、映画「BOXER JOE」(1995年)で女優デビュー。映画、ドラマ、CM、舞台など多方面で活躍している。
*……「dTV」は月額500円(税抜き)。スマホ、パソコン、タブレットで視聴できるほか、別売りの専用アダプター「dTVターミナル」を使用することでテレビでも視聴できる。