世界最大規模のストリートダンスのイベント「DANCE@LIVE JAPAN FINAL 2015」がこのほど両国国技館(東京都墨田区)で開催され、準決勝に残ったセミファイナリストたちが集結。1万人を超えるダンスファンの前で、パフォーマンスを競い合い、「ヒップホップ」や「ブレーク」など全6ジャンルのグランプリが決定した。
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「DANCE@LIVE」は、約1年間、全国各地で80回近く行われる予選を勝ち抜いてきたトップダンサーたちが集結し、頂点を競うストリートダンスバトルイベントで、2005年から開催されており、今年で10周年を迎えた。中学生以下の「キッズ」、大学生と専門学校生対抗の3人組で行う「ライズ」のほか、「ヒップホップ」「ブレーク」「ハウス」「フリースタイル」とダンススタイル別に分かれた六つのカテゴリーで行う。イベントではバトルのほか、大学生や高校生、キッズたちによるダンスショー、日本を代表するストリートダンサーのパフォーマンスなども披露された。
ダンスバトルは、DJがその場でセレクトし、ダンサーは初めて聴く音楽に合わせて、2人、あるいは2組のダンサーが、交互にダンスを見せ合い、技術や特徴などを11人のプロダンサーが審査する。今年は、「キッズ」に出場したTAKUMIさん、「ライズ」に出場した駒澤大学の3人組「Gargling」、「ヒップホップ」に出場したoSaamさん、「ブレーク」に出場したTAISUKEさん、「ハウス」に出場したTAKESABUROさん、「フリースタイル」に出場したGUCCHONさんがグランプリを勝ち取った。
TAKUMIさんは「ずっと目指していたところで優勝できた。本当にうれしいです」と、喜びをかみしめ、3人組の「Gargling」は「めっちゃうれしいです! ありがとうございます!」と大喜びしたあと「優勝できたー」と3人とも感動の涙を流した。「ブレーク」でこれまでに5度優勝しているTAISUKEさんは「俺のことが嫌いな人がいるかもしれないですけれど、6回も優勝したので、そろそろリスペクトしてください」とコメントして、会場を盛り上げた。