女優の長谷川京子さん(36)が、木村文乃さん主演で放送中の連続ドラマ「マザー・ゲーム~彼女たちの階級」(TBS系、火曜午後10時)に出演している。モデルから女優へ転身し、美しく輝き続ける長谷川さんに美容法やファッションについて聞いた。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
美容について長谷川さんは「最近、日常の生活でできることが、継続(という意味)で大事なんだなって思うんです」と語る。
モデル時代から続けているのは「化粧をちゃんと落とすこと」「保湿をすること」で、最近始めたのは「顔の筋肉の運動」だ。「まだ成果が出るほど長くやってはいない」というが、多くの人が実践しているのを見て取り入れた。「口の周りとか目の周りとかの筋肉が衰えてくる。筋肉があった方がいいかなと思って」といい、口を動かしたり、目の下の筋肉を持ち上げるように動かしたりという運動を、気づいたときに行っている。
ボディーケアは「運動をしたり、食べ物や睡眠に気をつかったり、サプリメントを取ったりと、健康であるための努力はしていますけど、スタイルはそれ(健康に)についてくればいいなと思っています」というスタンスだ。
日常的には「立っている時におなかの下に力を入れたり、骨盤を立てたり」と意識をし、運動は「できるときだけ」という。ドラマの撮影現場などでは、立ちっぱなしになることも多く、「体が硬くなってきちゃうんです。それで腰が痛くなることもあるので、体を伸ばす運動をするという感じですね」と笑顔を見せた。
ドラマで長谷川さんが演じるのは、開業医の妻で、モデル並みの容姿とファッションセンスをもつ矢野聡子。物語の中心となる5人の母親の中でもスタイリッシュでファッショナブルな着こなしが目立つ。総柄のロングジャケットにシンプルなシャツとミニスカート、上下モノトーンのパンツスタイルなどで登場し、スカーフをカチューシャ風に使ったり、髪をまとめるリボンのように使ったりするへアアレンジも頻繁に見ることができる。
聡子のファッションには、長谷川さんのアイデアが取り入れられている部分もある。長谷川さんは「自分が着たい服というよりはキャラクターが立つように」「(聡子が)子育てに重きを置いていることを忘れないで、その範囲内で楽しめること」と配慮しながら、「(ドラマという架空の)物語の世界なので目で見て楽しい部分も必要だと思う」という考えを生かして、スカーフ遣いや、洋服の色、スカート丈などに自身のセンスを発揮している。
また長谷川さんはプライベートファッションについて「聡子の延長線上ではあるけれど、もうちょっとカジュアルです。汚れても洗えばいい素材のものを着ています」と明かした。
次回は、「マザー・ゲーム」の撮影や今後の展開などについて聞く。
<プロフィル>
はせがわ・きょうこ。1978年7月22日生まれ。千葉県出身。女性ファッション誌の専属モデルとして芸能活動を始め、2001年に女優デビュー。06年の「おいしいプロポーズ」(TBS系)で連続ドラマに初主演した。08年には河瀬直美監督の映画「七夜待」で主演を務めた。 13年のNHK大河ドラマ「八重の桜」に出演し、ヒロインの八重の兄・山本覚馬の妻、うらを演じた。女性ファッション・ライフスタイル誌「LEE」(集英社)で仕事やプライベートをつづる「おいしい歳時記」、女性ファッション・ビューティー誌「DRESS」(gift)で私物を交えたコーディネートを紹介する「長谷川京子の私服日記」を連載している。
*……「マザー・ゲーム~彼女たちの階級」は、ひょんなことから名門幼稚園に子供を通わせることになった年収250万円のシングルマザー・蒲原希子(木村さん)の奮闘を描く物語。長谷川さんのほか、名門幼稚園に子供を通わせ、希子と関わり合っていくセレブママとして貫地谷しほりさん、安達祐実さん、檀れいさんが出演している。