アニメ1週間：「i☆Ris」がライブツアー最終公演で感涙　「名探偵コナン」新作がシリーズ最高興収

　1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回（22～28日）は、アイドル声優ユニット「i☆Ris（アイリス）」が初のライブツアーの最終公演を行った話題や、アニメ「名探偵コナン」の劇場版アニメ最新作が同シリーズ過去最高の興行収入を記録したニュースなどが注目を集めた。

ウナギノボリ

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　24日、アイドル声優ユニット「i☆Ris（アイリス）」がZepp　Tokyo（東京都江東区）で4月18日からスタートした初のライブツアー「i☆Ris　1st　Live　Tour　2015　～We　are　i☆Ris！！！～」の最終公演を行った。ライブでは、メンバー全員が出演中のテレビアニメ「プリパラ」（テレビ東京系）の歴代オープニングテーマ「Make　it！」「Realize！」などを披露。新オープニングテーマ「ドリームパレード」をライブで初披露すると、約2400人のファンから大きな歓声が上がった。

　26日、4月18日に公開された「名探偵コナン」の劇場版アニメ最新作「名探偵コナン 業火の向日葵」（静野孔文監督）が、公開37日間でシリーズで過去最高の興行収入を記録したことが明らかになった。同作はゴッホの名画「ひまわり」をめぐる謎にコナンが挑む、シリーズ初の“アートミステリー”。興行収入は2013年当時に最高記録だった「名探偵コナン 絶海の探偵」（約36億3000万円）、14年の「名探偵コナン　異次元の狙撃手」（約41億1000万円）を抜いて約41億4800万円、動員数は約331万9000人となり、3年連続で最高記録を更新した。

　また、今週は少女マンガ誌「りぼん」で連載されていた吉住渉さんのマンガが原作の人気アニメ「ママレード・ボーイ」に登場するキーアイテムで、1994年に発売され約40万個を売り上げた人気玩具「ボイスメモ」が復刻することも話題になった。同商品はロボット型で高さは約9．5センチ。作中では恋人同士などで声を録音し合うツールとして活用されており、録音や再生ができる。商品は当時の機能やサイズ感のまま復刻されるといい、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」などで 6月18日から予約を開始。12月に発送される予定。価格は5000円。

　このほか、25日には80～90年代に人気を集めた北条司さんのマンガ「シティーハンター」の新作アニメが制作中であることも明らかになった。新作アニメは主人公・冴羽りょうのプロポーズがテーマで、同作の連載30周年を記念して7月18日から刊行されるコミックス新装版「シティーハンター　XYZ　Edition」の全12巻の購入者特典のDVDに収録される。作品にはオリジナル声優陣が参加する予定。