XboxOne:Xbox360の互換機能搭載 MS「今こそ買い換えの時」とアピール

拡張現実デバイス「ホロレンズ」を披露する米マイクロソフトの説明会
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拡張現実デバイス「ホロレンズ」を披露する米マイクロソフトの説明会

 米マイクロソフトは16日、米ロサンゼルスで開催されるテレビゲームの展示会「E3」(エレクトロニック・エンタテインメント・エキスポ)に先立ち、説明会を開催した。Xbox事業を統括するフィル・スペンサーさんは年内に発売されるXboxOneの独占ソフトや、前世代機にあたるXbox360のゲームソフトがXboxOneでもプレーできる機能、7月29日にリリースされる次世代OS「ウィンドウズ10」との連動機能などを紹介し、「今こそXbox360から買い換えの時だ」とアピールした。

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 XboxOneの販売台数は1260万台(vgchartz調べ)で、ライバルであるソニー・コンピュータエンタテインメントのプレイステーション4の2270万台と、2倍近い差をつけられている。

 会場では、ゲーム会社「コンセプト」の稲船敬二社長が開発にかかわるXboxOne向けの新作ゲーム「ReCore」のイメージムービーをはじめ、さまざまなタイトルが発表された。「ReCore」は少女とロボット犬が共闘するという内容で、2016年春に発売される予定。

 また今年1月に発表された拡張現実デバイス「ホロレンズ」では、仮想世界でブロック遊びが楽しめる「マインクラフト」の対応版ソフトを用いてデモが披露された。ホロレンズは、ウィンドウズ10を搭載したバイザー型のコンピューターで、現実世界にあたかもCG映像を立体的に重ね合わせたように映る。会場でホロレンズを装着した体験者がテーブルを見ながら口頭で指示を出すと、テーブル上に「マインクラフト」のゲーム画面が出現し、来場者から大きな歓声が上がり、キャラクターを指でつまむように操作したり、口頭で地面を爆破させる様子が披露された。

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