マンガ新連載:「瑠璃と料理の王様と」 「おせん」作者が描く 現代の魯山人のライバルは女子大生

きくち正太さんの「瑠璃と料理の王様と」のイラスト=講談社提供
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きくち正太さんの「瑠璃と料理の王様と」のイラスト=講談社提供

 雑誌やウェブで始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。テレビドラマ化されたマンガ「おせん」の作者・きくち正太さんの新作「瑠璃と料理の王様と」が、23日発売の「イブニング」(講談社)14号で始まった。

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 第1話「スッポンの最上級品をあえて素ラーメンで食う!!」では、“平成の魯山人”と呼ばれる北大路大観が、ガイドブック「メスラン」の二ツ星の店の料理に強烈なダメ出しをする場面から始まる。そして大観は「日本の食を正す!」と宣言して、「メスラン」に代わる日本独自のガイド本を編集すると発表する……というストーリーだ。
 ◇講談社 イブニング編集部 永尾拓也さん

 雑誌「男の食彩」編集部に所属する大丸太(通称:丸太)は、食、建築、美術、文化……あらゆる美を追求し、「平成によみがえりし魯山人」と呼ばれる北大路大観の番記者になることに。しかし、その初対面の際に朝食で食べたインスタントラーメンのことを指摘され、激怒されてしまう。落ち込み、とぼとぼと帰路につく丸太は、商店街のはずれにあるひっそりとたたずむ古びた店「瑠璃色食堂」に入り、2代目主人・花畑瑠璃(女子大生!)と運命的な出会いを果たす……。

 「瑠璃色食堂」二代目主人・花畑瑠璃が華麗に見せつける、美食マンガ開幕!!

 「おせん 真っ当を受け継ぎ繋(つな)ぐ。」のきくち正太が挑むは、北大路魯山人……畢竟(ひっきょう)、最高峰。

 あらゆる「美」の頂点にいた魯山人。そんな御仁に近しい存在が、現代にいたら今の日本を見てどう評するのか。累々と流れる昔からの日本文化や今の日本の良さをきくち正太が圧倒的画力でお届けいたします!

 第1話は巻頭カラー60ページ!ぜひご覧ください!!

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