MAJOR 2nd:コミックス2巻で100万部突破へ 小学館では「銀の匙」以来

満田拓也さんのマンガ「MAJOR 2nd」コミックス2巻の表紙
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満田拓也さんのマンガ「MAJOR 2nd」コミックス2巻の表紙

 「週刊少年サンデー」(小学館)で16年間連載された満田拓也さんの人気マンガ「MAJOR(メジャー)」の続編「MAJOR 2nd(メジャーセカンド)」のコミックス発行部数が、18日発売の2巻で累計100万部を突破することが明らかになった。小学館発行のコミックスで、わずか2巻でのミリオン突破は、荒川弘さんの「銀の匙」(2011年)以来のスピード記録となる。

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 前作の「MAJOR」は、野球選手の父を不幸な事故で失った少年・吾郎が、メジャーリーガーとして活躍する物語で、コミックス全78巻の累計発行部数は5300万部を誇り、04~10年にはテレビアニメも放送された。「MAJOR 2nd」は、吾郎の息子・大吾が主人公で、偉大な父の影に苦しみながらも、好きな野球にのめり込んでいく姿が描かれている。

 マンガのコミックスが爆発的に売れるのは、作品のテレビアニメ化がきっかけになるのが一般的。「進撃の巨人」(講談社)のようにインターネットで話題になってからテレビや雑誌で取り上げられて部数が跳ね上がる例はあるが、人気作の続編とはいえいきなり売れるのは珍しいという。

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