未来の地球を舞台に、生身で超巨大兵器「オブジェクト」と戦う2人の少年を描くSFアクション「ヘヴィーオブジェクト」が2日深夜から順次スタートする。原作は「とある魔術の禁書目録」シリーズ作者・鎌池和馬さんの人気ライトノベルだ。

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　技術が飛躍的に進歩したものの、戦争がなくならない未来の地球。そこに全長50メートルを超える超巨大兵器「オブジェクト」が登場した。ある島国が作り出したオブジェクトは、14カ国からなる連合軍の攻撃を退け、それ以降オブジェクトは戦争の代名詞になった。各国の地球の支配権の奪い合いは、オブジェクト同士の“クリーンな戦争”で決するようになった。

　主人公はオブジェクトの設計士を目指す学生クウェンサーと、相棒の兵士ヘイヴィアだ。2人の少年は、戦場でオブジェクトのパイロットである少女ミリンダと出会う。彼女の乗るオブジェクトが戦闘で破壊されたとき、2人は生身で敵オブジェクトに立ち向かうのだった。戦争の常識が塗り替えられた中で、少年少女の活躍や壮大な世界情勢が描かれる。

　クウェンサー役は、「実は私は」などの花江夏樹さん、ヘイヴィア役は「ハイキュー!!」などの石川界人さんが演じる。「とある魔術の禁書目録」などのJ．C．STAFFがアニメを制作する。放送はTOKYO MX、MBS、テレビ愛知ほか。