鈴木梨央:実写映画「僕だけがいない街」で物語の鍵握る少女に

「僕だけがいない街」に出演する(上段左から)鈴木梨央さん、中川翼くん、杉本哲太さん、(下段左から)林遣都さん、福士誠治さん、森カンナさん
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「僕だけがいない街」に出演する(上段左から)鈴木梨央さん、中川翼くん、杉本哲太さん、(下段左から)林遣都さん、福士誠治さん、森カンナさん

 NHK連続テレビ小説「あさが来た」での演技も話題の子役の鈴木梨央さんが、三部けいさんのマンガが原作の映画「僕だけがいない街」(平川雄一朗監督、2016年春公開)に出演することが22日、明らかになった。鈴木さんは物語の鍵を握る少女・雛月加代役を演じる。また、藤原竜也さんが演じる主人公・藤沼悟の少年時代を映画「ヒロイン失格」などに出演経験のある子役の中川翼くんが演じる。

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 原作は、母が殺された事件の容疑者となった主人公・藤沼悟(藤原さん)が、特殊な能力で過去に戻り、小学生時代に起きた連続誘拐事件の謎に挑む……というストーリー。体は小学生、頭脳や心は大人の悟を含めた小学生の配役が注目されていた。

 鈴木さんは「ストーリーの展開に目が離せず一気に台本を読みました。加代は難しい役ですが、加代の気持ちになって苦しみや悲しみ、希望が表現できたらと思います」とコメント。約300人の中からオーディションで役を勝ち取ったという中川さんは「大人の心を持った幼少期の悟役を演じるのはとても難しいと思うけど、大人の気持ちになったつもりで一生懸命頑張りたいと思います」と意気込んでいる。

 平川監督は起用理由を「悟役の中川翼くんは、オーディションで会って藤原竜也さんに似ているなというのが第一印象です。加代役の鈴木梨央さんは、『八重の桜』や『WOMAN』などで拝見していて、ひたむきな芝居をする女優さんだという印象から、今回の加代という役が持つ芯の強い子を演じてもらいたいと思いました」と説明している。

 「僕だけがいない街」はマンガ誌「ヤングエース」(KADOKAWA)で連載中のマンガで、「マンガ大賞」に2年連続でノミネートされた人気作。実写映画は、藤原さんが主演で、有村架純さんがヒロインを演じるほか、悟の母役を石田ゆり子さん、悟の小学校時代の担任役を及川光博さんが務める。また、杉本哲太さん、林遣都さん、福士誠治さん、森カンナさんが出演することも発表された。

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