落合福嗣:声優で主要キャスト初抜擢 新アニメ「灰と幻想のグリムガル」出演

アニメ「灰と幻想のグリムガル」で落合福嗣さんが演じるモグゾー (C)2016十文字青・オーバーラップ/灰と幻想のグリムガル製作委員会
1 / 7
アニメ「灰と幻想のグリムガル」で落合福嗣さんが演じるモグゾー (C)2016十文字青・オーバーラップ/灰と幻想のグリムガル製作委員会

 プロ野球・中日の落合博満ゼネラルマネージャー(GM)の長男で、声優の落合福嗣さんが、2016年1月から放送されるテレビアニメ「灰と幻想のグリムガル」の主要キャストに抜擢(ばってき)されたことが4日、明らかになった。福嗣さんは今年4月に青二プロダクションに所属したばかりで、今回が初のテレビアニメのメインキャスト起用となる。

ウナギノボリ

 福嗣さんが演じるのは、「グリムガル」という世界で主人公・ハルヒロらとともに冒険する「モグゾー」という男性キャラクター。体が大きく、おっとりしていて、料理が上手、チームの盾役として変わった叫び声をあげる……という設定で、事前の候補選びのオーダーからは外れた声のゾーンだったが、キャラクターに合うこと、存在感などを考慮して再考し、起用を決めたという。

 中村亮介監督は「キャスティングの決め手は存在感です。(存在感は)狙ってできることではないですね。モグゾー本人としか思えない説得力に、先入観を外して再考しまして。あらためてモグゾーは彼だと思いました。そう思わせるだけの何かがあったのだと思います。プロデューサー陣は驚いていました」と話している。

 「灰と幻想のグリムガル」は、「薔薇のマリア」「第九シリーズ」などの十文字青さん作、白井鋭利さんイラストのライトノベル。「グリムガル」という世界に迷い込んでしまった主人公・ハルヒロが、仲間とともに過酷な環境の中で冒険する姿を描く。

 発表された主要キャストは6人で、主人公のハルヒロ役は細谷佳正さん、お調子者のランタ役は吉野裕行さん、リーダー的存在のマナト役は島崎信長さん、天真爛漫(らんまん)なユメ役は小松未可子さん、引っ込み思案なシホル役は照井春佳さんが担当する。

写真を見る全 7 枚

アニメ 最新記事